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桜色のオンガク月報(2024年2月)

こんにちは。桜小路いをりです。

毎月恒例の「桜色のオンガク月報」をお届けします。

ぜひ最後までお付き合いください。


よく聴いているアルバム

Vivid BAD SQUAD「SEKAI ALBUM vol.2」

楽しみにしていた「ビビバス」こと「Vivid BAD SQUAD」のカバーアルバム。

中でも「踊」のフルバージョンを待ち焦がれていたので、アルバムで聴いて、あまりのカッコよさに痺れました。

「踊」といえば、オリジナルのAdoさんのがなりの効いた歌声だと思うのですが、杏ちゃんとこはねちゃんの透明感のある歌声もぴったりで、改めて曲そのものの懐の深さを感じます。

他にも大好きな曲がたくさん収録されているので、これからじっくり楽しみたいです。

よく聴いている曲

哀乃「紅玉は渦中で嗤う」

物語仕立ての耽美な雰囲気が大好物。

美しい「紅玉」が擬人化されたような歌詞で、「彼女」が狂わせていく数々の人々の様子が描かれています。

紅玉は、和名でルビーのこと。
ルビーと言えば「宝石の女王」という異名もあるので、歌詞の中の「女王さえ私を引き立てるの」というフレーズにもうなずけます。

自分の美しさに心酔する人の姿に、不敵に嗤う艶やかな女性の姿さえ目に浮かぶような、まさしく魔性の1曲です。

椎乃味醂 feat. 可不,結月ゆかり/ヰ世界情緒cover「あなたにはなれない」

ヰ世界情緒さんの「歌ってみた」で知った楽曲。
両方リピートしているので、オリジナルとヰ世界情緒さんのカバーのどちらもご紹介します。

この曲は、ぜひ初めて聴いたときの衝撃と、ドキッとするような感覚を感じていただきたいので、ネタバレはなしで聴いてみてください。

私は、「その推測こそ、人間らしさの根幹なのだ。」という歌詞で、はっ、と何かが腑に落ちるような気がしました。

かわいいイメージが強い可不ちゃんの、カッコいい歌声もポイントです。

Drop,葉月ゆら feat. 初音ミク「撥条少女時計」

ゴシックな雰囲気がとてもとても素敵で、サムネイルで「この曲好きそう」と察知し、ワンフレーズ目で「この曲好きだ」と確信しました。

耽美な童話のような世界観と、忘れ去られた玩具箱のような退廃的なイメージと、フランス語を織り交ぜた癖になる歌詞。

バレンタインのプレゼントかのようにこの曲をおすすめに出してくれたYouTubeに、ホワイトデーのお返しをしたいくらい好きです。

カラオケの十八番にもしたいので、引き続きリピートする所存。

廉 feat. 初音ミク「ダウナーウィッチ」

中毒性抜群のダークな1曲。

特に、「完全なFake no pain Ring a bell 舞う Falling down」というフレーズの韻の踏み方とリズムがとても好きです。

MVのイラストも、退廃的でどこか憂いのある雰囲気が漂っていて素敵。

廉さんの楽曲は、冷たさはあるけれど無機質ではなくて、個人的には、丁寧に磨かれたガラスのような印象があります。

また、「ダウナーウィッチ」には続編の「ラピスレコード」という曲もあり、世界観や歌詞がリンクしているのも魅力。

2曲セットで楽しむのもおすすめです。

てにをは feat. 初音ミク「古書屋敷殺人事件」

先日、「プロセカ」にも実装されて、ワンダーランズ×ショウタイムが歌っていた「古書屋敷殺人事件」。

レトロな曲調と、ミステリー小説をそのまま曲に落とし込んだような歌詞がドストライクです。
曲の最後で、サビを絶え間なく畳みかける感じも、まるで結末のぎりぎりでどんでん返しが起こっているよう。

「ザムザ」を聴いたときにも思ったのですが、てにをはさんの曲って、音楽センスだけでは絶対作れないような、深い教養や文化的なジャンルへの造詣の深さが光っている気がします。

小耳に挟んだ話によると、小説があるらしいので近々読んでみたいです。

フラガリアメモリーズ(RED BOUQUET)「Your Melody」

マイメロディをイメージした、「フラガリアメモリーズ」の新曲。
なにぶん、私の人生で最初の推しはマイメロちゃんでして。

聴いた瞬間「好き……」と声が出たほど、マイメロちゃんに、そしてマイメロちゃんを守る存在であるメロルドさんの雰囲気にぴったり。

繊細なピアノの音色に、メロルドさんの優しくて儚い歌声がすごく引き立っていて、それを支えるようなハルリットさん、リミチャさんの声も綺麗。(声優さんって本当にすごいです)

イラストも美麗で、散りばめられたお花のモチーフもめちゃめちゃ素敵です。

Eden 「Absolute Perfection」

最近(しかも2日前)出たばかりの曲で恐縮なのですが、もうずっと頭から離れないくらい大好きなのでご紹介させてください。

Edenらしい荘厳な雰囲気の曲と、エネルギッシュなパフォーマンスが本当に素敵で、異国情緒漂う舞台や衣装もすごく好きです。

しかも、Adamのふたりの力強い歌声と、Eveのふたりの寄り添うような歌声が織り成すハーモニーが曲にぴったりで、メンバーカラーの蝶々を使った演出もたまらない。

アルバムの発売日も告知されたので、今から楽しみです。

まとめ

今月はダークな曲がいつもより多めで、相変わらずボカロ寄りな「桜色のオンガク月報」になりました。

3月はライブに行く予定もあるので、また音楽に浸る1ヶ月になりそうです。

それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

最近は記事の投稿頻度が少なめなのですが、変わらず桜小路いをりらしい記事をお届けしていきますので、ぜひゆるりとお待ちください。


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桜小路いをり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。