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今年出会えてよかった本3冊~2022年~
こんにちは。桜小路いをりです。
今回は、今年出会えてよかった本を3冊、ご紹介していきます。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
いしかわゆき 『書く習慣』
まずは、今年の始めに出会った、いしかわゆきさんの本。
noteをきっかけに知った『書く習慣』は、私にとってかけがえのない一冊になりました。
読了後の感動を引きずったまま感想を記事にしたのも、良い思い出です。
「書くこと」に、ほんの少しでも興味のある方には、ぜひぜひ手に取っていただきたいです。
温かく、フレンドリーに、「書くこと」の“いろは”について教えてくれる一冊となっています。
私は、この本をきっかけに毎日noteを開くようになりました。
そして、この本のおかげで、noteを続けることができています。
「私でも書いていていいんだ」と思わせてくれて、「書くことが好き」という気持ちを肯定してくれた、本当に今年出会えてよかった素敵な本です。
これからも御守りにしていきたいと思います。
宇佐見りん 『くるまの娘』
『くるまの娘』は、実は、生まれて初めて文芸誌と呼ばれるもので読んだ小説でした。
単行本が欲しいと思いつつ、まだ買えていない……。年末年始のお買い物で買う予定です。
読み進めているとき、ずっとずっと苦しくて、息が詰まりそうで、でも、絶対に目を離したらいけない気がして。
物語と、言葉と、一対一で対峙しているような時間が続いて、ひと息に読んでしまいました。
もっとゆっくり、じっくり読みたかったのに、ページをめくる手が止められなくて、すごくもどかしかった記憶があります。
いったいどうしたら、こんなに苦しくて、痛くて、燦然と輝くような言葉を紡げるのだろうと、つくづく宇佐見りんさんの言葉がもつパワーを感じました。
単行本を買ったら、ノートに書写しようかなと思っています。好きな文章だけでも写してみて、言葉選びのリズムや雰囲気に浸ってみたいです。
上白石萌音 『いろいろ』
俳優の上白石萌音さんのエッセイ集。
アルバムをきっかけに読んで、「出会えてよかった」と思いました。
等身大の萌音さんの姿が綴られた、素朴で温かなエッセイです。
以前、私のnoteでもご紹介しました。
寒い季節に読むと、より癒されそうです。温かいこたつに入りながら、冷たいバニラアイスをお供に読み返したい。
そういえば、先日の「世界くらべてみたら」でやっていた萌音さんの「幸せ探しの旅 in タイ」でのロケも、とても楽しく見させていただきました。
「セラドン」探しのはじめてのおつかいなどなど、萌音さんの色んな表情が見られて良かった。
(ちなみに「記憶捜査」ロスだったので有り難かったです。)
萌音さんの活躍を応援していきたいな、と思わせてくれた一冊でもあり、本当の意味で「上白石萌音さん」の本質に出会わせてくれた一冊でもあり
『いろいろ』は、私の中でとても思い出深い本です。
まとめ
今年は「書くこと」などのアウトプットに重きを置いていたので、読んだ本は少なめでした。毎年100冊くらいは読むのですが、今年は60冊ほど。
でもその分、一冊一冊をじっくり読んで、考えて、味わうことができたのかなと思います。
今回ご紹介した三冊は、そんな今年出会った素敵な作品の中でも選りすぐりの本になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
個人的に、新年一冊目に読む本は何にしようか、と毎年すごく迷うので、(もし「分かる!」という方がいらっしゃいましたら)ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
今回お借りした見出し画像は、本とクローバーのイラストです。本を開くと、素敵な出会いが舞い込んでくる。そんなイメージが浮かび、即決でした。シンプルながら愛らしいイラストです。
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