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桜色のオンガク月報(2023年8月)

こんにちは。桜小路いをりです。

今日は、いつもよりひと足早く、「桜色のオンガク月報」をお届けします。

明日8月31日は、ボーカロイドの初音ミクちゃんの「16歳」のお誕生日。
なので、明日はミクちゃんの記事を出すべく空けてあります。(ぜひお楽しみに。)

今月の「桜色のオンガク月報」も色とりどりです。
ぜひ最後までお付き合いください。

よく聴いているCD

V.W.P「運命」

「神椿の魔女」こと、「V.W.P」の待望のアルバムが遂にリリースされました。待ち遠しかった作品なので、手元にお迎えしたときはすごく嬉しかったです。

「魔女」で始まって「魔女(真)」で終わる構成も、仮想世界から現実世界に向けて訴えるような、叫ぶような、語りかけるような歌声も。
全部がカッコよくて、大好きです。

私にとって、神椿の皆さんのコンテンツは、これまで、デジタルを通さないと見聴きできないものでした。
でも、その歌声が、音色が、「CD」という媒体によって、いま「手元」にあって。
まるで、仮想世界と現実世界の境界を越えて、遥々やって来てくれたような気がして。

そう思うと、1曲1曲がより一層、大切に感じられます。

よく聴いている曲

SixTONES 「CREAK」

「桜色のオンガク月報」を1日ずらしたので、ちょうど発売日に投稿できました。「CREAK」リリースおめでとうございます!

私の好みど真ん中を射貫いてきた、ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」の主題歌。
ミステリアスでクール、でも、そこに秘められた熱い想いも同時に感じるような楽曲です。

最近はロケMVが多かったSixTONESですが、CGを使ったMVのときのビジュアルの美麗さに全振りしたSixTONESも、私は大好き。
二次元っぽさを感じてしまうような、現実離れした世界観も似合います。

毎回「洗練された」という言葉を使ってしまうほどの、磨き抜かれた上品さも素敵。

先ほどCDショップに受け取りに行ってきたので、来月もリピート確定です。

(せっかくなので、フル尺が聴けるダンスバージョンも貼っておきます。)

wotaku「ジェヘナ」

最近、wotakuさんの楽曲にハマっています。
都会的な曲からクラシカルな曲、異国情緒溢れる曲まで、幅広い雰囲気の世界観を作られていて、掘れば掘るほど素敵な曲を発見してしまう今日この頃。嬉しい悲鳴です。

中でも、やっぱり好きなのは「ジェヘナ」。

「生きること」の息苦しさを示唆する歌詞はもちろんのこと、韻の踏み方が心地よくて、何度も聴いてしまいます。

胸がきゅっとなったり、ふっと音が消えてドキッとしたり、でも励まされたり。聴くたび、色んな感情が引き出されていく「ジェヘナ」が、これからもきっと大好きです。

香椎モイミ feat. 星界「カレンの清掃」

星界ちゃん歌唱の香椎モイミさんの楽曲。
切羽詰まるような、悲痛な叫びにも似た歌声が胸に刺さります。

洗練されていて美しい曲なのに、その端々に感じるのは、恐ろしいほどの寂しさと静かな狂気。

中毒性があって、何度だってその感情の澱の中に足を踏み入れたくなってしまいます。

「カレンの清掃」は、藍月なくるさんのカバーも素敵。

透明感があってお淑やかな雰囲気のなくるさんの歌声に、香椎モイミさんのクラシカルな曲がぴったりです。

ヰ世界情緒 cover「少女レイ」

大好きな「少女レイ」の、大好きなヰ世界情緒さんのカバー。

情緒さんの歌声は、クリスタルのような透明感があって、でもどこか柔らかくて。

切なさ、虚しさ、残酷さ、儚さが絡み合う「少女レイ」に、どこまでもぴったりです。

投稿されたときは、「ついに……!」と思わず声に出してしまったほど。
神椿のシンガーさんは、「好きな歌を歌う」ことを大切にされているからこそ、シンガーさんの「好き」と自分の「好き」が重なったときの嬉しさはひとしおです。

花譜さんも以前、「少女レイ」をカバーされているので、おふたりの歌声を聴き比べながら、もうしばらく夏に浸っていようと思います。

Vivid BAD SQUAD×初音ミク/柊マグネタイト feat. 初音ミク「リアライズ」

リズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の書き下ろし曲。

初音ミクちゃんバージョンと、ストリートユニット「Vivid BAD SQUAD」(以下、ビビバス)バージョンのどちらも聴いています。

爽やかで、どこか朝陽の眩しさも感じるような楽曲。なんだか、「伝説のイベント」を越えた瞬間に歌うことすら想定して作られたように感じてしまいます。

これまでの軌跡、噛み締めた悔しさを振り返りながら、決意を新たにするような。

変わらず光を追いかけ続けるビビバスが、私は「憧ればかりじゃ終われない」ほど、大好きです。

25時、ナイトコードで。×巡音ルカ/ナノウ feat. 初音ミク「演劇」

続いても「プロセカ」の楽曲。こちらは、「25時、ナイトコードで。」(以下、ニーゴ)の書き下ろし曲です。

この曲、実は先月既にイベントが終わっており、3DMVも解禁されていました。でも、あまりにも……まふゆちゃんの心情を思うと苦し過ぎてあまり聴けておらず……。

ナノウさんのチャンネルでフル尺が上がり、光を感じる展開に安心して、最近ようやく冷静に聴けるようになりました。この感情の揺さぶり方まで、まさしく「演劇」のようです。

聴くだけで、こんなに心が揺さぶられて、呼吸も忘れるほど苦しくなって。でも、最後にはほんの少し心がゆるんで、救われる。

この曲がもつ温かさ、冷たさ。
その全てが、光を手繰るための道導になってくれる気がします。

Double Face 「Bye-Bye Buddy」

こちらは、アイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のユニット「Double Face」の楽曲です。

秘密警察のような衣装に、メンバー2人の関係性が表れたドラマパート、ちょっと寂しさも漂う華やかなMVが大好き。
こんなに楽しそうにパフォーマンスする姿を見せられたら、胸がいっぱいになっちゃいます。

そして、やはり私は「Double Face」の歌声が好きです。柔らかくも芯があって、どこか陰りも感じる2人の声の重なり方が本当に綺麗。

「Double Face解散」と聞いたときは寂しい気持ちもありましたが……いつか、またどこかで再結成があることを祈りつつ。
来月のアルバム発売を楽しみにしたいです。(ちゃっかりアニメイト限定の有償特典まで付けて予約してしまいました。)

まとめ

今月は、それぞれの曲の雰囲気が大きく分かれた「桜色のオンガク月報」になりました。

来月はどんな音楽との出会いがあるのか、今からとてもワクワクです。

明日は「初音ミクちゃんお誕生日note」を投稿しますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

久しぶりの毎日投稿(2日だけですが)なので、現在、張り切って鋭意執筆中です。


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桜小路いをり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。