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「みんな一等賞でいい」という提案。
こんにちは。桜小路いをりです。
実は私には、「noteで使わないようにしよう」と思っている言葉があります。
それは、「~しか勝たん」や「~が優勝」という言葉。
推しに対して、よく使われる言葉です。
この言葉は、実は日常生活でもあまり使わないようにしています。
それは、この言葉が嫌い、というわけでは決してありません。
もちろん、この言葉を使うのは良くない、とか、そんな意味でもありません。
使わない理由は、ただ、「私の『推し方』に合わないから」です。
意味としては「~に勝るものはない」「~がいちばん」だと思うのですが、その意味は、私自身の「推し方」とはちょっと違うな、と感じています。
私は、好きなジャニーズグループのSixTONESを「箱推し」しています。
当初はメンバー全員が好き、という意味で使っていましたが、最近は「team SixTONES」が好き、という意味でも使っています。
(ちなみにSixTONESは、メンバー、ファン、スタッフさん、その他SixTONESに関わる(SixTONESを認識した)全ての人を指して「team SixTONES」です。最近は、その概念、繋がりに魅了されている気がします)
また、「小説を音楽にするユニット」であるYOASOBIも、いわゆる「箱推し」です。
これは、Ayaseさん、ikuraさんが好きというだけでなく、バンドメンバーさんの演奏も素敵でその関係性も好き、スタッフの皆さんの発信も楽しみにしている、という意味で、あえて「箱推し」と言っています。
(実際、「箱推し」はグループに対して使う言葉ではありますが、その辺りはゆるく捉えていただければと思います)
他にも、好きなアーティストさんはたくさんいます。
そして、私にとって、どのアーティストさんに対する「好き」の気持ちも、それぞれ意味やフィールドが違うんです。
スポーツに例えるなら、「競技が違う」という感じでしょうか。
フィギュアスケートとか、マラソンとか、水泳とか、どの好きなアーティストさんも、それぞれ違う競技にいるイメージです。
もちろん、スポーツのように勝ち負けは付けられないから、「この競技の中で優勝!」とも言わないつもりです。みんな一等賞でいい、と思っています。スポーツと違って、それは、測れるものではないからです。
だから、どれか1人の(1組の)アーティストさんを取って、「~しか勝たない」という表現は、私自身は、使えないなと思っています。
そう思うようになったきっかけは、実は「ザ少年俱楽部」でした。
若手ジャニーズグループ、ジャニーズJr.が出演する番組です。
ジャニーズのグループって本当に多彩で、Jr.ならば尚更、自分たちのオリジナル曲に先輩の楽曲に……と幅広いジャンルのパフォーマンスを披露してくれます。
そして、以前SixTONESがラジオで話していましたが、ジャニーズJr.のキラキラ、ギラギラした感じって、その瞬間の唯一のものなんです。
デビューをしたり大舞台で場数を踏むようになると、どんどん垢抜けて洗練されていって、その分、食らいついていくような熱っぽさが、徐々に少なくなっていく気がします。
それは、すごく素敵な変化であり、ひとつの成長でもある反面、もうあの感じは見られないんだな、と少し残念に思うこともあったり……。
ジャニーズJr.のパフォーマンスは、ひとつひとつがそのグループの大切な軌跡で、甲乙は付けられない。
そして、それはどんなアーティストさんにも通じることなんじゃないか。
そう考えるようになりました。
流行りの言葉もいいけれど、それが自分のスタンスに合うものなのか、しっかりと見極めていきたいなと思います。
今回お借りした見出し画像は、可愛らしいお花の写真です。綺麗に並んだお花に、自然と「みんな一等賞」という言葉が自然と重なりました。こういういくつも並べられたお花を見ると、卒業式や入学式のお手伝いで先輩・後輩に着けてあげる胸花を思い出してしまいます。
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