SixTONES「オンガク」は最上級のラブソング
こんにちは。桜小路いをりです。
先日発売されたSixTONESの7thシングル「わたし」。
そのカップリングである「オンガク」が、個人的にハマりまくり、しかも、泣けてくるほどSixTONESにぴったりでした。
そこで、今回は思いのたけをつらつらと綴っていく記事となっています。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
「オンガク」は、「わたし」の通常盤収録曲。
SixTONESが起用されたLinkBuds SのCMでも流れていました。
ちょっとこれは……神曲なのでは!? というのが、私の最初の感想でした。
歌詞を熟読し、「これはSixTONESのメンバーからSixTONESへの想い、根底にある音楽への愛情の曲かな」と思ったので、そのイメージで考察していきたいと思います。
出だしから、既に伸びやかで多幸感に溢れた雰囲気。
キメキメな雰囲気のSixTONESではなく、自然体で、だからこそ引き立つカッコよさや洗練された感じが印象的です。
メインボーカルと言われて久しいジェシーときょも、安定感抜群です。
「ふざけた調子で茶化すなよ」というフレーズ、ジェシーの優しい声がとても印象的です。
個人的に、「無邪気な声に心がさらわれてた」なんて、完全にファンがSixTONESに思っていることのような気がします。
SixTONESがパフォーマンスをしているときの、真剣で全力で、きっと体力的にも大変なはずなのに、心の底からその瞬間を楽しんでいることが伝わるあの雰囲気。
「無邪気」といいますか、その真っ直ぐな姿勢が思い出されます。
「フェイクもなしで」という樹さんのパートも好きです。もちろん、樹さんといえばラップなのですが、最近はあの甘い歌声を披露するパートも増えていて、個人的にとても嬉しいです。
「あの文学賞もんだな」の北斗さんのパートも、私はすごく好きです。
「言葉にできないほどの想いを抱けるこの瞬間が幸せ」という印象を受けました。
また、「想えば想うほど」という「思」ではなく「想」という表記もポイントではないでしょうか。
「想」という字は、「思慕」の意味合いが強いので、これは仲間や音楽への「想い」なのだと推測しています。
そして、50音で語る「言葉」ではとても伝えきれないから、音色を重ねて、気持ちを込めて歌い上げることができる「音楽」が、SixTONESにとっての「伝え方」なのだと思います。
この曲のサビのSixTONESの歌声、私は「どこまでも真っ直ぐ」という印象を受けました。
歌詞もストレートで、歌い方も(音楽的なことは不得手なのですが……)とてもナチュラルな感じがします。
もちろん、個々の実力が土台になっているからこそですが、テクニックや「上手さ」ではなく、「ねえ、聴いて!」という飾らない真っ直ぐさで人を惹きつけている気がします。
だからこそ、「無邪気な声」なのではないでしょうか。
色んな想いを糧にして音楽を奏でていく。そんな姿勢も垣間見えます。
ここの歌詞、最初に聴いたときは衝撃でした。
SixTONESって、ジャニーズのアイドルなんです。何を今さら、という感じかもしれませんが、「アイドル」なんです。
その「アイドル」が「時代や老いも君と見たい」って、多幸感満載に、真っ直ぐに歌ってるんです。
しかも、「僕らならいける気がしてんだ」って、言い切るんです。
まだ曲の前半なのに、既に泣きそうなレベル。
私は以前から、「SixTONESは年を重ねることを恐れないアイドルだな」と感じていました。
雑誌のインタビューなどで話しているときも、年齢を重ねたことに対して、「大人になったね~」という軽さで語っていて、そんなところも彼らの魅力だと思っています。(この想いを伝えるのに、そろそろ50音だけじゃ足りなくなってきました。次に行きます)
ここの森本さんからきょものパート、つい何度もリピートしてしまうくらい好きです。
森本さんの甘めでやんちゃな雰囲気の声と、きょもの突き抜けるようなシャープな声が印象的。最後にエコーがかかるのも、どこまでも響き渡っていくような感じがします。
「喜怒哀楽とそれ以上」というフレーズが、私の中では特に印象的でした。
「喜怒哀楽」という言葉だけでは表すことができない感動や心の動き、それは、もしかしたら必ずしもプラスの感情ではないかもしれない。
でも、どんな感情でも「奏でていこう」「重ねていこう」という、強さや、芯を感じる言葉です。
ここで少し余談ですが、「オンガク」の作詞作曲は、「NEW WORLD」や「共鳴」「僕が僕じゃないみたいだ」「ってあなた」なども手がけた佐伯ユウスケさんです。
そうそうたるラインナップ、これからも素敵な楽曲を楽しみにしています!
「愛や恋も飛び越えて」のパートが髙地さん、その後の「Flyer」が全員のパートです。
今期リーダーとして、最年長としてSixTONESを引っ張っていく髙地さんの姿が、歌割りだけで目に浮かびます。
そして、最後の「ほら手を取って」がジェシーのパート、「明日へ」が全員でのパートになっているところも、「あ~好き」の言葉しか出てきません……。やっぱりこの曲の魅力を語るには、50音だけじゃ足りないぐらいです。
もちろん、音楽への、メンバーへの想いを歌った曲ではありますが、同時に励ましのフレーズもたくさん詰まっていて、聴くだけで元気が出てきます。
特に「傷付いたことだって 悔やんだことだって 未来のためのチューニング」という歌詞、つい何度もリピートしてしまいます。
「もっと頑張れ!」と強く背中を押すのではなく、「そのままでいいよ、一歩ずつ進んでいこうよ」という柔らかい雰囲気がすごく素敵です。
個人的には、コンサートのアンコールで聴きたいですね……。
真っ直ぐで、温かくて、優しくて、力強い。そんな「ラブソング」である「オンガク」。
これから先もずっと、team SixTONESに愛される楽曲になりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。