SOTO マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-330 VS WindMaster SOD-310
冬山や高所登山で使えるSOTOのマイクロレギュレーターストーブの比較です。FusionTrek vs WindMaster
火力はどちらも製品仕様では同じです。FusionTrekが新しく出た製品
FusionTrekはガスカートリッジとホースでつなぐセパレートタイプでゴトクが大きく安定している。WindMasterはガスカートリッジに直接取り付けタイプで超軽量!場所によってはやや不安定。
どちらがお勧めかと言われると、使い方によって良し悪しがあるので何とも言えないところ。私は用途によって両方を使い分け。
少しでも軽くしたいときはWindMasterがお勧め!ストーブを置く場所がやや不安定になる可能性がある場合はFusionTrek
Fusion Trek SOD-330
182g
¥9,000(税別)
ゴトクが大きく安定感があり大きな鍋でも使いやすい
ヨーロッパアルプスの4160mでテストしてみましたが問題なく作動、恐らく7000mでも動作は問題ないと思いますが、まだ実際には4000mの高所でしか使用していません
着火装置がないのでライターやマッチが必要
WindMaster SOD-310
87g(バーナー+4本ゴトク)
¥7,400(税別)
かなりコンパクトに収まり持ち運びは便利山スキーや日帰り登山でもとりあえずバックパックに入れておき小型のガスカートリッジを携帯
今までにもエベレスト遠征でも使用済み、ネパール側の最終キャンプがサウスコル約7900mでも使用
着火装置が付いているので、ライターなどが無くても着火可能ただし5000m辺りの高所になると着火装置で点火できないことがあるのでマッチを所持
ブライトホルン4164m この頂上付近でテスト
登る途中の風景 マッターホルン
頂上4164m付近
雪からお湯を作る、着火はマイクロトーチ使用
FusionTrekの標高4000mでのテストを今日2021年3月1日に行いましたが、これで次回のパキスタンの6000m峰の遠征でも安心して使えます。恐らく最終キャンプは5000m付近になるので、今回の4160mでの燃焼状態から見ると問題ないでしょう。WindMasterは今までにも何度も6000以上で使用しているので安心です。BCには両方を持って行き、荷物の量などによってどちらのストーブをもって上がるか決めることになると思います。