山スキーウエア&道具2020/21Winter
2021年1月7日 新しく届いた物のチェックのため標高2500m辺りに1時間ほどの簡単な山スキーに出かけてきました。気温はマイナス13度程度、快晴
シェル
ジャケット
軽量320g、生地は薄めなので樹林帯を滑るときは木に引っ掛けないよう注意が必要。重ね着しても胸が詰まる感覚もなく着心地が良く、腕の動きも良い。ベースレイヤー、ミドルレイヤーで温度調整すればマイナス20度位から春スキーまで使用可能。軽量なので春スキーや夏山で持ち歩くにも便利
脇の下のベンチレーションもあるので暖かい日の登りにも快適、前面にあるポケットも大きめなので地図なども収納可能
パンツ
軽量440g、ポケットも太ももの前のところに大きなポケットが2個あるので、携帯、ティツシュなどを入れるのに便利、携帯が横位置にならないように中にホルダーがあるのも便利。裾はやや細めにできているがスキーブートも十分に入る、履きずらい時はジッパーを開けるとよい。
太もものやや後ろ側にベンチレーション用のジッパーもあるので暖かい日の登りに快適
ミドルレイヤー
528g、やや厚めのプリマロフトを使用したミドルレイヤー、アウターとしても使用可能。マイナス23度で程度でもシェルと合わせれば大丈夫。今日はマイナス13度程度だったのでジッパーを開けていないと暑かった。春には暑すぎです。真冬には街を歩く時にも最適
凄く寒い日に、これがあれば足元も暖かい。丈が膝より少し下なのでスキーブーツなどとの干渉もなく、ロングタイツの上にこれを履いて、シェルパンツを履けばかなり暖かい、マイナス10度位だと暑すぎるでしょう。マイナス15度以下の時に来れで滑ればかなり暖かい。シェルパンツに少し余裕がないと動きずらくなるのと、ダウンが圧縮されて暖かい空気が溜まらないので要注意。
ベースレイヤー
トップ
ベースレイヤーでかなり暖かさが変わります。寒い時にはこれをお勧め!
アンダー
トップと同じくこれも暖かくて動きやすい
バックパック
ショベルやソンで収納する別コンパートメントもあり、ウエストストラップには左右ポケットが付いている。左側はジッパーを開けるとそのままバックパックの底の部分に繋がっているので背負ったまま中の物を取り出すことも可能、フィット感もいい。日帰りにの山スキーにはシールなどを入れても35リットルあれば十分
スキー
K2 Mindbeder 99 Ti 19/20 model 184cm
今シーズンで2シーズン目ですが、なかなか気に入っています。
ゲレンデでもよく回り、高速でも安定感があります。
パウダーでも浮力はそこそこあり、センター99cmヨーロッパアルプスの氷気味の斜面を登るときはもう少し広い細いスキーの方が安定感があるのですが、この幅だと何とかなります。
ブーツ
Scott Cosmos Ⅲ
山スキー用のブーツですが、やや硬めにできているのでゲレンデで滑るにも特に問題はありません。パウダーを滑るときには丁度良い硬さです。
このブーツで岩を登ったり、急斜面を登るにはやや硬すぎですが、そういう場所に行く人も少ないでしょうね。急斜面の登りに行くときは、上部のバックルを開放すると少し楽になります。
Scarpa F1
歩きを重視した軽量のブーツ、私は少し古いバーションのF1を時々使用しますが、足のフィット感が良く軽量、歩く時のフレックスも最高に良く、強度もそこそこあるので、このブーツでもパウダーを滑るには快適です。
ただ踵のホールドが良すぎて、雪質や地形が変わり上半身がつんのめった時にも、がっちり踵がホールドされるので踵が痛くなりました。他のブーツだともう少し踵が動くのですが、良し悪しですね。登りが多い時やブーツで歩くところが長い時には最高です。ただし軽量化してる分、極寒では寒くなります。カナダなの最高峰マウント・ローガンへはこの靴で行きましたが、オーバーブーツも用意しました。
ビンディング
Frtschi Xenic
山スキー用のビンディング、軽量でなかなかいいところもあるのですが、お勧めするかと言われると???です。
使い始めて2シーズン目なので少し改良されたとは思うのですが、、、
昨年のモデルではマイナス20度位になるとウオーキングモードでロックしようとすると、レバーが固すぎて引きあげれず、力を入れて引っ張ると折れてしまいました。マイナス15度位だと大丈夫なのですが、、
地元のショップに持って行くとレバーのノッチを削ってくれて、それからは何とかなっています。次回購入の際は他のメーカーを考えています。
スキン
PALÜ - ALPINIST
滑りも良く普通にいいです、多くのスキンが同じ問題なのですが、テールクリップが使ってる間にだんだん緩んできて外れやすいので、改良されると嬉しいですね。前よりはよくなっていますが。