プロコン塾、受けるなら1年目?2年目以降?
こんにちは、中小企業診断士の三木です。
「プロコン塾(マスターコース)」関連のお話をここしばらく特集してお届けしていますが、今日は受講するタイミングについて。
プロコン塾を受けるなら、診断士登録の1年目がいいか、それとも2年目以降か。これは、受講したことある人でも意見が分かれるところです。
それぞれの良いところからポイントを整理してみました。
<1年目に受講する場合>
①勢いがある。
診断士1年目はいちばん勢いがある時期です。
プロコン塾は、半年~1年の間ずっと続き、その間に講義や課題、実務従事などが入るためなかなかヘビーな活動になります。また、10万円前後の高い受講料を支払う、金銭面でも大きな投資と言えます。
そういったハードルを「エイヤ!」と乗り越え、卒塾まで走りきるためには、やはり1年目の勢いがあると心強いです。
②診断士の実務を早く知ることができる。
プロコン塾の講師には、独立して活躍している現役の診断士が多くおられます。
「これからどんな活動ができるか…」と模索している1年目のうちに、先輩たちの活動や実務を早く知ることで、行動の選択肢が多くなります。
③専門性を早めに身に付けられる。
プロコン塾には、「製造業」「財務会計」「講師養成」など業種や分野などに特化したものがあります。これらを受講して、早い段階から専門性を身に付けることができれば、その先に取り組める仕事の幅も広がることでしょう。
④実務ポイントを早めに得られる。
企業内診断士にとっては特に、実務ポイントをどう取得するかは大きな懸案事項です。プロコン塾のカリキュラムには実務従事を含んだものがあり、中には2社以上・10ポイント以上得られるコースも少なくありません。
1年目のうちに多くのポイントを確保しておくことで、更新に向けて安心感がうまれ、その後の活動にも余裕ができるでしょう。
ちなみに上の①などは、逆に言えばそれだけ活動が集中し忙しくなるので、たとえばご家庭や職場などとのバランスが心配な人は、2年目以降にまわすのがベターにも思えますね。
では、2年目以降ではどうでしょう。
<2年目以降に受講する場合>
①コース選択をしっかりできる。
診断士登録後、ある程度の活動を経ていくと、「どんな活動・実務があるのか」や「自分のやりたい方向性」などが見えてきます。プロコン塾を選ぶ際にも、1年目よりも2年目以降の方が、判断材料を多く持っていますので、自分に合ったコースをしっかり選ぶことができます。
②プロコン塾の「人」で選べる。
1つ目とも少し重なりますが、診断士活動をしていると、この業界で活躍する先輩や有名な先生方の話が耳に入ってきます。
そういう先輩・先生方の中で、もし自分が目標にしたい人がいて、もしその人の主催(または講師等をしている)コースがあれば、弟子入り(!)するための入り口としてマスターコースを活用できます。
③診断士活動再開のための起爆剤にできる。
2年目よりももっと先。診断士活動のエネルギーが下がり、研究会や実務からも足が遠のいてしまった。そんな人が「いかん!活動を再開するぞ!気合いを入れねば!」となった時に、活躍している先生から学べ、受講生の診断士仲間もでき、実務へ繋がる可能性もある、プロコン塾は良い起爆剤になるのではないでしょうか。
※これほど極端ではないにせよ、少々マンネリした活動を活性化するために、コースを受けたという人も聞くことはままあります。
いかがでしょうか?
1年目、2年目以降、どちらもメリット・デメリットがありますが、どのタイミングで受けても「その後の活動にいかに活かせるか」が一番大事なことですね。
なお、検討のための情報はやはり多く集め、比較検討するのが、賢い選択につながるのは確かです。
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