興味あるところにはどんどん行くのがいい理由
今年ももう4月に入りましたね。
2021年度診断士合格者も本格的な活動を始めている時期かと思います。
診断士ルーキーへのアドバイスとして「興味あるところにはどんどん行ってみるのがいい」というのをよく耳にします。
これは、診断士関係のイベントや研究会、マスターコース(プロコン塾)など、色々な場に顔を出してみて、自分の活動の方向性を考えようという趣旨の言葉です。
ですが中には、「そんなに沢山みるべきなのか?」「見学だけだと気まずくなるんじゃないか?」などと気にされる方もいます。
今回はそんな方々の背中を、少し後押しするようなお話です。
【興味あるところにはどんどん行くべき理由】
その1 「行ってみないとわからない」
診断士の団体・研究会については、診断士協会・支部や各団体のHP等で概要を知ることができますが、現場に行ってみるのとでは情報の量と質が全く違います。
特に、自分がこれまで関わりのなかった分野の研究会ですと、知識として知っていたことと、実際にその分野で活動している人が話してくれる内容とでは、受ける印象に大きな違いがあります。
あまり興味ないと思っていた分野でも、意外な興味を感じて新しい方向性が見えることもあるかもしれません。
また、馴染みのあるテーマの会でも、メンバーの数や世代、活動内容(ex. インプット/アウトプット、聴講/ワーク、研究/実務、などなど)も特色はさまざまなので、やはり一度見に行ってみるのがベターでしょう。
その2 「気まずくはならない」
「しつこく勧誘されるんじゃないか…」「入会しなかったら気まずくなるんじゃないか…」という心配もいりません。
診断士の研究会など集まりは、良くも悪くも人の出入りが多く流動的です。
「去る者は追わず来る者は拒まず」という雰囲気のところが多いですので、あくまで様子見としての見学でも気にする必要はありません。
むしろ、どこかの集まりで1回だけあった人と、別の場で再開する機会があった時には、より仲良くなれたりもします。
ちなみにしつこい勧誘などはありませんが、「じゃあ1分で面白い自己紹介して!」といった軽はずみな無茶振りをされる覚悟くらいはしておいた方がいいかもしれません。
その3 「一度パンパンになるとバランスがとれる」
興味あるところにどんどん行くと、いくつかの研究会に入会したり、プロコン塾を受講するようになってきます。
さらに、実務従事や診断実務に携わるようになると、いよいよスケジュールがパンパンになります。
「どのくらいの研究会(、プロコン塾、実務案件、等々)を並行してできるものですか?」という質問をもらうことがありますが、正直、キャパシティは人それぞれでひと口には答えられないものです。
このあたりの感覚について、様子を見ながら少しずつ増やしてみるアプローチもありますが、いちどギリギリの水準までやって自分の限界を掴んでおく方が、その後の活動ペースのバランスが取りやすくなると感じます。
その4 「後からだとちょっと行きづらい」
診断士活動を何年か行うと、色々なところに知人ができたり、人によってはベテランのイメージを持たれることもあります。
そんな人が、新たに研究会などのを見学に行って知人に出くわしたりすると「え?なんでベテランの●●さんが見学に・・・、まさか研究会を乗っ取る気か!?」などとあらぬ疑いを持たれる恐れもあります。
というのは半分冗談ですが、新人の頃よりも気後れして腰が重くなりがちになるのは確かです。
と、いうことで、新しく診断士になられる方々には、スタートダッシュとしてまずは多くの場に足を運ばれることをお勧めします。
【お知らせ】
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次回は5月17日(火)19:30~21:30
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