50才になってWAIS-ⅣというIQをはかる心理検査を受けてみた話
きっかけはヒーリングセッションだったんです。
どうやら発達障害の気があるらしい、ということ。
セッションで言われた時は、そーかもしれないなって妙に納得して、でも具体的にどういうことなのか、理解できずに放置してました。
でも半年ほど経って、自分をもっと知りたい欲がどんどん湧いてきて、発達障害について(中途半端に)調べるうちに、心理検査で自分の得意不得意(凸凹)を調べると、何か生きづらさの理由の断片が分かるらしい、と知りました。WAIS(ウェクスラー式知能検査)というIQを測定するテストです。
そこで早速受けてきました。
その結果がこちら↓
IQ(合成得点から検査者が算出)
全検査 117(平均の上~高い)
合成得点(各項目ごとの得点)
言語理解 110(平均~平均の上)
知覚推理 112(平均~平均の上)
ワーキングメモリー 122(平均の上~高い)
処理速度 118(平均~高い)
この合成得点の4項目間のバラつき、凸凹の差異が大きいと、得手不得手の違いから、脳内(なのかな?)で葛藤が生じるんだと思います。
でも、結果的に有意なバラつきはありませんでした。
この4つの項目は、下位検査という検査ごとの得点から算出されていて、僕のワーキングメモリーの得点は高いものの、下位検査の数唱と語音整列の得点に大きな開きがあり、数唱は16点でハイスコア、語音整列は平均以下の9点でした。
数唱は意訳すると、シングルタスクでの短期記憶、語音整列はマルチタスクでの短期記憶と言えるので、自覚のあるマルチタスクが苦手な事が、証明された形です。
検査者さんのお話によると、一つの事をやる場合に使用する脳内テーブルがとても広くて強みだけど、そこにやる事が追加されると、ガクッと能力が落ちてしまうよう。人との会話でも、複数の人と、とりとめのない話題で話すような場は超絶苦手だし、話を聞くのが精いっぱいで、聞き役になる事しかできないのも納得。でもテーマが決まっていたり、自分の興味のある分野の話ならできる。
これも検査者さんのお話だけど、WAIS検査はあくまでも同じ環境下における能力を、相対比較で点数化して得意不得意を調べることはできるけど、受検者の持つ特質を知る事はできないって。色んな花の種を同じ鉢植えに蒔いて、弦の長さを測定する検査では朝顔が強いし、花の大きさではヒマワリが強いし、といった具合。
今回はIQだったけど、じゃ特質はどうやって調べるんですか?って聞いたらMBTI検査だそう。ネットで簡単に検査できるものではなく、やるなら検査機関でやった方がいいですよ、とのこと。ちょっと興味あるけどまたそれはいつかの機会にとっておこう。
おしまい
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