「自分の心を無視する思考」への気付き
この文章は、ヒーリングセッション後の経過観察を兼ねた、個人的備忘録である。
すでにヒーリングセッションを受けてから5週間ほど経過したが、ついにというか、ようやくというか、セッションで指摘された本当の自分と現在の自分との乖離、についてどういう状態なのか理解できたので記事に残しておこうと思う。
たまたまTwitterを見ていて気になったAkane Nishimuraさん。きっと引き寄せが発動したんだと思う!以下noteの記事を拝見して、まさに俺の事じゃん、と腹落ちしてしまった。
この記事を見て、いま自分は、思考(今の自分だと自分では思っている)と心(本当の自分、魂)が喧嘩状態になっているんだと思った。思考が心を無視して、抑えつけ続けてきた結果がいまの俺であり、自分の喜怒哀楽の感情にさえ不感症になっている。無視された心が、思考に気付いて欲しくて、動悸や震え、頭痛、体のだるさや肩回りの緊張などの身体の症状になって表れているのではなかろうか。
本当は自分の心が(最近では特に仕事中に)何かに反応して、嫌だなとか嬉しいな、とか感じているのに、その感情にじっくり向き合わず、思考が「今やるべきことをやれ!」とその感情を放置したまま次の作業をする。今までそんな人生だった。
幼少時代を振り返ると、あなたはどんな性格でしたか?と問われて思いつく言葉は「素直」だ。自分の中では(刷り込みだと思うが)、「素直=いい子」だったし、親や教師、周りの大人にとってももちろん「素直=いい子」であった。素直というのは親や教師の言いつけを守る事だったし、素直でいる事を褒められた結果、どんどん思考の癖が強化され、それは学生時代に入ったサークルでの上下関係や、先輩のいう事は絶対、という経験を経て、社会人になってからもずーっと続いて、一神教のようになってしまった。
自分よりも他人の言いつけを守る事を優先して生きてきたため、NOが言えない。会社で人事発令の内示が出た際に、それを断る人がいても、どうしてそんなことができるのか理解できなかったし、自分が興味のあるポジションではなくても、人事異動を断ったことはない。学生時代、就職活動をしているときも自分が何をやりたいのか、どんなことに興味があるのか、さっぱり分からなかったのも、言いつけという他人軸ばかりで生きてきた当然の結果だったんだと思う。
以前、セルフコンパッションについて調べたり、自分を愛することが大事で、それが自己肯定感を向上させるんだと、知識として知っていたけど、自分を愛するって何かピンとこなかった。でも今ようやく分かった。自分の心(感情)が自分そのものであり、思考はそのサポートをすべきなのに、完全に役割が逆転、どころか心が蔑ろにされていること。このままでは、人生を終えるまで生きづらさは続き、それは思考が心をブロックしているからだということ。心が動いたら、それにじっくり向き合って、どういう感情なのか言語化してあげることが、自分を愛する第一歩であること。幼少期の記憶をたどり、その時の感情を思い出して、同じように寄り添い、感情を言語化してあげること。まずはここから始めようと思う。
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