「この症状、結局どうすればいいの?」をテクノロジーで解決する飽くなき挑戦。その一端を、お見せします。
こんにちは。Ubie Discoveryの本道(ほんどう)です。今年1月に入社してから、あっという間に5ヶ月が経ちました。
現在は、上手な医療のかかり方支援サービス「AI受診相談ユビー」の事業開発を担当しています。
不安、不安、不安、検索、検索、検索
あなたは、自分のからだに変調がみられたとき、どうしますか?
「あれ、、一昨日、昨日に続いて便に血がまじっているな。今までこんなことなかったのに。。」
これ、数年前、私の身に起きたことです。
「この症状、なんなんだ?どうしたらいいんだ?」
私が真っ先にしたこと、それはネット検索でした。
ややデリケートな部分の症状なので、周りの人に相談するのが恥ずかしかったからです。すぐに病院に行く勇気もありません。病院の先生に「こんな軽い症状できたの?」という顔をされるのは避けたいです。ある程度は自分で見極めたいな、そんな気持ちでした。
Googleで「便 血 病名」と検索、、続いて「初期症状」「頻度」「中年男性」、、さらには、「大腸がん」「早期発見」「治療法」「最悪」「ステージ」「生存率」「闘病記」
どんどんでてくる心配ワード
まさに、不安、不安、不安、検索、検索、検索の悪循環です。
2週間後、近くの消化器外科クリニックを受診するまで、仕事もあまり手がつかず不安な日々を過ごしました。
実は、私の当時の心理状態には、立派な名前がついています。「サイバー心気症」。名前がついてしまうほど多くの人が、私と同じ経験をしているということです。
健康不安は、全人類に起こりえることです。なのに、世界で最先端・最強のテクノロジー企業群でさえ、その不安を解消する方法を提供できていません。いつか、どこかの誰かが、なんとかしてくれるのでしょうか?
ミッション・ポッシブル! テクノロジーで人々を適切な医療に案内する
Ubieの企業ミッションは、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」です。私たちは、それが目指す理想像でなく、ミッション・ポッシブル(達成可能)であると信じています。いまはまだゴールから遠くても、「超高速なサービス進化」を飽くことなく積み重ねていけば、達成可能はなずです。
Ubieでは、アジャイル開発のフレームワークとしてスクラムを採用しています。開発の現場では、百戦錬磨のスクラムチームが、週次のスプリントで平均10個以上の新規・改善プロダクトを生み出しています。まさに、超高速でサービスが進化し続けています。
さらに今、「スクラム工場」というプロジェクトがUbie社内で進行しています。これにより、全員が呼吸するようにスクラム開発をする、最高の生産性を持つスクラムチームの群れを量産する体制が整いつつあります。Ubieは複数の事業群から同時多拠点突破することを構想していますが、すべての事業でこれから超高速なサービス進化が起きるでしょう。
テクノロジーで人々を適切な医療に案内する入り口、AI受診相談での飽くなき挑戦
「AI受診相談ユビー」では、気になる症状について医師監修の質問に答えるだけで、関連する病気と対処法がわかります。そして、近隣のかかりつけ医を見つけることができます。「この症状、結局どうすればいいの?」という利用者の不安をこの場で解消し、地域のかかりつけ医へご案内することを目指しています。
数々の挑戦が実り、いよいよ月間利用者100万人到達が見えてきました。ミッション達成にも一歩一歩ですが、着実に近づいています。
AI受診相談ユビーのスクラムは、Ubie内の他チームが教えを請いに来るほど洗練されたチームです。そのチームが今年生み出した新規・改善リリースは、既に200以上にのぼります。(私が入社して20週間 ✕ 10プロダクトリリース以上/週、その秘密はこちらの shikicheeのnoteをご覧ください)
一緒に働く時間が増えるにつれ、このチームならば、どんなミッションもいつか達成できるはず!と自信が深まるばかりです。
今回ご紹介する4つのリリースは、「この症状、結局どうすればいいの?」をテクノロジーで解決する飽くなき挑戦のごく一端に過ぎません。
ですが、AI受診相談が考える「人々を適切な医療に案内する」うえで、鍵になる各ステップの課題解消につながった良い事例です。私はとても気に入っています。
私の個人的なお気に入りというだけでなく、各リリースの高い成果は、データとしてのKPI (Key Performance Indicator)の改善、定性インタビュー (AI受診相談では毎週2〜3件のユーザーインタビューを実施しています)の両方で確認できています。
では、具体的に4つのリリースをみていきます。
リリース① 利用者がAI受診相談の最終質問まで回答し、関連する病気と対処法を表示する
リリース内容:利用者が途中で回答をあきらめないように、残りの質問数を表示して進捗を可視化。また、関連する病気を確実に表示するために必要な回答数に達した時点で、途中終了という選択肢を表示。
成果:回答完了率の向上。「質問が長い」という利用者からの否定的なコメントの減少。
リリース② 利用者が、関連する病気と対処法について納得する
リリース内容:なぜ自分の回答の結果が関連する病気に結びつくのか、関連症状と回答結果の対応をわかりやすく表示。
成果:結果の納得度の向上。ページ離脱率の低下。
リリース③ 病気を放置しないように継続して働きかける
リリース内容:LINEでAI受診相談ユビーを友だち登録すると、後日「その後、体調はいかがですか」というメッセージが届く。
成果:再来訪の促進。サービスの信頼度向上。
リリース④ かかりつけ医で安心して受診できることをサポートをする
リリース内容:近隣の医療機関に受診することを決めたら、回答内容を事前に送信することができる。(一部対応の医療機関が対象)
また、回答した内容を手元に保存することができ、医療機関で保存内容をもとに医師に症状を説明できる。
成果:この機能を利用した重病患者の受診を適切にサポートした事例
だれかの発明に、未来を委ねるな
私のお気に入りのリリースを実例に、Ubie Discoveryの飽くなき挑戦のほんの一端をご紹介しました。サービスが着実に進化している様子、伝わったでしょうか。
私たちは、だれかの発明に、未来を委ねません。
超高速サービス開発を続けるスクラムチームが、いつの日かミッションを達成します。
Ubie Discoveryには、AI受診相談ユビーに限らずやりがいのある仕事、いくらでもあります(ぜひ、こちらのDaveの記事をご覧ください)
医療の未来をテクノロジーで変える!、スクラム!一緒にやりませんか?
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