神馬(しんめ)の神山7世に会って感動した話。
京都の上賀茂神社に神馬として、神山7世が昨年の6月から奉仕している。
その神馬、競走馬時代の馬名をマンインザムーンといった。
母がダンスインザムードと言えば、オールド競馬ファンには伝わりやすいかも知れない。
その母は桜花賞馬。
叔母がオークス馬ダンスパートナー。
叔父が菊花賞馬ダンスインザダーク。
超豪華な血統背景を持つマンインザムーンが現在、7代目の神馬として奉仕していると知り、賀茂競馬(かもくらべうま)が行われた今日、会いに行った。
※賀茂競馬については、またの機会に紹介出来ればと思う。
実際に触れてみると、何ともおとなしく可愛らしい。
祖父の激しい気性の面影すらないように思えた。
それでも神馬には、れっきとしたサンデーの血が流れている。
しかし、
血統背景は優秀でも現役の戦績を見れば、種牡馬の道どころか、乗馬にも成れるか分からない。
だが、こうして超有名な血統馬が元気に、それも神馬として活躍しているのである。
そこには、もう感動しかなかった。
神馬は、約10年でお役御免となるそうだが、愛くるしいマンインザムーンいや、神山7世よ。
いつまでも来場される方たちに元気を分け与える存在であってほしい。