iRacing 2020 シーズンの振り返り
今回は2020年に導入した機材がどれだけiRatingに作用したのか?ということを書いていくと共に、2020シーズンを振り返っていくnoteです。
2020年はシムレーシングに人生で最もハマった一年であり、最も機材を導入した一年となりましたが、導入した機材の一つ一つがどれくらいiRacingのレーティングに作用していたのかを、iRatingのグラフ推移と共に振り返ってみます。
◆2020 S1からS4までのiRatingと機材変革
2020 S1 W1 の鈴鹿から本格的にiRacingを再開したのですが、再開時点のiRatingは1,271で、2020 S4 W12 終了時点では2,476でしたので、2020シーズンで1,205上がったことになります。
機材については以下の通りになりますが、こうして見てみるとシーズン開始時点と終了時点で同じものが一つも無いというのと、思ったよりレースに出てないな!というのが特徴でしょうか…。
★2020シーズンのデータ(ROAD YEARLY STATS)
参加レース数 158
優勝回数 4
トップ5 25
ポール回数 6
★F3 Championship 2020 S1 Div 6
ランキング 9 位(560 pt)
参加レース数 20
優勝回数 1
トップ5 5
ポール回数 1
★F3 Championship 2020 S2 Div 4
ランキング 49 位(664 pt)
参加レース数 23
優勝回数 1
トップ5 6
ポール回数 2
★F3 Championship 2020 S3 Div 3
ランキング 30 位(982 pt)
参加レース数 39
優勝回数 0
トップ5 3
ポール回数 0
★F3 Championship 2020 S4 Div 3
ランキング 23 位(905 pt)
参加レース数 34
優勝回数 0
トップ5 5
ポール回数 0
★2020 S1 W1 開始時点の機材
iRating 1,271
ハンコン FANATEC CSL Elite Racing Wheel
ハンドル FANATEC ClubSport Steering Wheel F1 2019
ペダル FANATEC Elite Pedals LC
コックピット Playseat F1
モニター ウルトラワイドモニター(LG 34UC79G-B)
★2020 S4 W12 終了時点の機材
iRating 2,476
ハンコン Simucube2 Pro
ハンドル CubeControls Formula CSX2
ペダル Heusinveld Sim Pedal Sprint
コックピット 自作アルミフレームコックピット
シート RECARO RMS 2700G
モニター トリプルディスプレイ(Pixio PX247)
◆2020 S1からS4までに導入した機材とiRatingの変化
FANATEC Podium DD2(2019/12/30)※今は使ってません
Pixio PX247(2020/04/09)
more COLLAGE ハイバックサーキットシート タイプS-α(2020/05/02)※今は使ってません
ASUS ROG Bezel-Free Kit(2020/07/06)※今は使ってません
Heusinveld Sim Pedal Sprint(2020/07/19)
RECARO RMS 2700G(2020/08/04)
Simucube2 Pro(2020/10/18)
CubeControls Formula CSX2(2020/11/02)
※()はYouTubeでの動画公開日または購入日。
FANATEC Podium DD2を導入してから2月頃までにレーティングが1,564まで上がり、一時的に少しずつ下がっています。
これはFFBで車の挙動が分かりやすくなったりして一時的な速さを手に入れたものの、レーティングに合わせた走りが出来なかったことが原因で下がったのかと思いますが、3月頃から徐々に慣れてきたのか少しずつレーティングが上昇し始めています。
Pixio PX247でトリプルディスプレイにしてからレーティングが2,266くらいまで上昇するも、Heusinveld Sim Pedal Sprintを導入したあとは少しずつ下降して2,000を切っています。
これはHeusinveld Sim Pedal Sprintのセッティングが今の状態とは異なっている、やはり一時的な速さの壁に躓いたように思います。
そしてRECARO RMS 2700Gを導入しつつHeusinveld Sim Pedal Sprintの最適化やシートポジションの最適化をしながらレーティングの横ばいが続き、11月にSimucube2 ProとCubeControls Formula CSX2を導入してからは2,288から2,476と一気にガツッとレーティングが上がっています。
自分の感覚ではなく、グラフから読み取れるのはトリプルディスプレイ環境にしたことが一番iRatingに作用し、Simucube2 Pro+CubeControls Formula CSX2の組み合わせが2番目にiRatingに作用している、ということでしょうか。
ただし、Simucube2 Pro+CubeControls Formula CSX2の組み合わせはまだ二ヶ月ほどの期間しか使えていないので、ここからiRatingの上げ止まりが来る所を見てみないと分からないところではあることと、Simucube2 Pro+CubeControls Formula CSX2の組み合わせを導入してからKMR-Cupでの成績が圧倒的に良くなっているということを考慮するとドライビングに一番作用していそうな感じではあります。
◆機材を大量に導入してみて分かったこと
レビューしているということもあり段階的により良い機材を…2020年はざっくり50万円以上の機材を導入していますが、機材はバランスがとても大事だということを実感しています。
印象としては、DD2を導入するとペダルが気になり、ペダルが良くなるとハンコンが気になり…というようになにか一つでも特化したものが出てくると、その機材レベルに合っていないものがあぶり出されてしまうという感じがしました。
また、機材の調整もかなり大事なことで、設定がその機材を活かすものになっているのか、自分の身体に合わせた調整ができているかということでも、走りやすさと速さに繋がってくるのではないかと思っています。
前述している「★2020 S4 W12 終了時点」の機材に関しては今のところ不満と思えるところがなく、やっと完成形になったのかなと思っていますので、ここから新しい機材を導入する際は速さを求めてというよりは興味が出たものを導入することになりそうです。
人それぞれ感覚が違うのでなんとも言えませんが、一発で良いものを揃えたい!という人は僕の構成を参考にしていただくと無駄な出費を抑えることが出来るのではないかなと思います。
◆2020年シーズンを通した振り返り
2020年シーズンはiRacingを再開して本格的に始めた一年となりましたが、KMR-Cupへの参加や24時間耐久、インディ500への参加などiRacingというコンテンツをかなり積極的に楽しめたのではないかなと思います。
F3では「F3チャンピオンを目指す生放送」というタイトルでやっていますが、シーズン1当初ではまったくもって現実味のないタイトルだったものの、Div3であれば来シーズンにはいよいよ射程圏内に捉えられそう?という感じにもなってきたので、2021シーズンも継続してやっていこうかなと思っております。
また、F3ではS2からテーマを掲げて取り組んでいたように思いますが…S2~3までは「mokomokopandaさんに勝つ」というもの(だったような気がする)で、見事S3で勝つことができました。
S4では「その週のF3レースでChamp Ptを100pt以上取っていく」をテーマにしたものの、3週分取り逃してしまいました。
機材も揃った2021シーズンのS1は「その週のF3レースでChamp Ptを120pt以上取っていく」をテーマとして掲げると共に、バトルも積極的にやっていければ良いなと思っています。
◆その他
ということで今回は2020年のシーズンを機材と共に振り返ってみました。
色々な出会いがあったこと(そもそもKMRさんと出会ったのも今年(正確には2019年の12月))や年間を通しての活動の感想などは毎月恒例のシムレーシング活動まとめで振り返りたいと思います。
iRacingの2021シーズンは1週間という短いシーズンオフの後、休むまもなく始まりますが、2020シーズンよりも良いシーズンにできればと思っておりますので、みなさま今後とも宜しくお願いいたします。
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