僕のコックピット環境(2020年12月版)
いよいよ僕のシムレーシング環境も完成型とも言える状態になりましたので、今回のnoteではレーシングシム環境を一つ一つ書いていきたいと思います。
◆コックピットについて
コックピットはアルミフレーム(SUSではない)で組んでおり、T300RSを始めて組み込んだときからはアルミフレームを継ぎ足し継ぎ足しで追加していったため、自分でももうどういう設計図になっているかはあまり分からない状態になっています。
コックピットはいわゆる既製品のものが様々なメーカーから販売されていますが、自由度はもちろん、厚みのあるアルミフレームであれば剛性感も非常に高いので現状ではアルミフレームで組んでしまうのがベストであると思います。
自分で設計図を引いて組みたい方は、様々なコックピットを参考にして、できるだけ剛性を高められるものを作るほうが結果的に安上がりになるかと思います。
※安く上げたいからといってアルミフレームの厚みや接続フレームを減らすなどしないほうが良いです。
尚、現在使用しているハンコンであるSimucube2 Proのマウンターなどは以下のnoteを参考にしていただければと思います。
◆モニターについて
現在使用しているのはPixio PX247(23.8 インチ,IPS,144hz,1ms)のトリプルディスプレイ環境になっており、ディスプレイ単独のアルミフレームを組み、左右のディスプレイはくねくねアームで取り付けています。
以前はウルトラワイドモニター(LG 34UC79G-B)を使っていましたが、やはり実際の車のように、左右に首を振ったときに画面があるというのは他車の視認性が素晴らしい感じです。
ウルトラワイドモニターの更にワイドなスーパーウルトラワイドモニターもありますが、解像度的にも左右に首が振れるという点でも現状でベストを求めるのであればトリプルディスプレイ環境が良いのではないでしょうか。
※VRは酔わなければ良いと思います。。
モニター解像度については、RTX3080などのハイスペックグラボなどを積んでいても、バランス考えると4KやWQHDではなく、フルHDがベストと言えるかと思います。
※配信などやらないならWQHDでも良いかなと思いますが、最高設定ではFPSが安定しないんじゃないかなーと思います。
尚、ASUSのベゼルフリーキットは現在使っていません。
◆ハンコンについて
これまで使ってきたハンコン遍歴は既にnoteに書いていますが、現在使っているのはSimucube2 Proです。
本格的にシムレーシングを楽しむ上では、やはりダイレクトドライブ方式のハンコンは外せないのではないでしょうか。
過去にFANATEC Podium DD2を使っていましたが、Simucube2 Proを使ってしまうともうFANATEC Podium DD2には戻れないなという印象です。
ダイレクトドライブ方式のハンコンは他にもありますが、ハンドルやペダル、その他周辺機器に悩まず使いたいという方にはFANATECという選択肢も良いものの、深みにハマっていくにつれ一つ一つの機器のメーカーを揃えることは難しいので、より良いものを選びたいところです。
ステアリングはCubeControlsのFomula CSX2を使っていますが、こちらもFANATECのフォーミュラリムに比べると圧倒的に良いですが、値段も圧倒的です。
液晶がどうしてもほしいという人以外はCubeControlsのFormura ProのほうがFFBのインフォメーション的にも有利なので、少しでも値段を抑えたい方はFormura Proがおすすめです。
◆ペダルとベースプレートについて
G29やT300RS、T500に付属するポテンショメーターによるペダルから、ロードセル方式のFANATEC CSL Elite Pedals LCに変え、そこからたどり着いたのがSim Pedals Sprintです。
ハイエンドな価格帯に属するこのSim Pedals Sprintはシムレーシングに特化した、まさに正確無比なペダルと言え、頭の中で考えるペダルワークをそのまま反映させることができると思います。
FANATECのV3ペダルも使わせてもらったこともありますが、はっきりとしたペダルの感触や操作性を求めるのであれば間違いなくSim Pedals Sprintが良いかと思います。
そのペダルを固定するために使っているのがSim Labから発売されているベースプレートで、同社から発売されているスライダーとヒールレストを組み合わせて使用しています。
※スライダーの中身はSparcoなので、お手持ちのスライダーや別の汎用スライダーでも代替できると思います。
◆シートについて
オフィスチェア、NANIWAYAのEZ、Playseat F1、モアコラージュのハイバックサーキットシート タイプS-αを経て、現在はRECAROのRMS 2700Gを使っています。
RMSを買うまではフォーミュラポジションにこだわり続けて色々と環境を作ったりしてきましたが、今までのこだわりは一体なんだったのか、と思わされるほど座りやすく、安定したシートポジションを作ってくれることは間違いないと思います。
ただし、値段も高く…シムレーシングのためだけに買うものではないとも思いますので、より良い環境を!と求める人以外にはおすすめできないかもしれません。
◆シューズとグローブについて
シューズ、グローブ共にアルバインスターズのものを使用しています。
シューズはこれまで様々なものを試してきましたが、シムレーシングであってもレーシングシューズにする方が良いかと思います。
実車だと足を守るという面があるものの、結局のところ、レーシングシューズは車のペダルを操作しやすいように作られているので、他のシューズではペダル操作の際に違和感を感じる要因となってしまうのではないかと思います。
グローブはシムレーシングを始めた早い段階からカート場で買ったグローブ、PUMAや海外に制作依頼したものだったりを使ってきましたが、内縫いではなく外縫いのグローブ(内縫いはグローブと手の間に隙間ができやすい気がする)であれば、自分がつけてみての感触を元に、どこのメーカーでも問題ないかと思います。
また、グローブは手汗からハンドルが汚れるのを防いでくれたり、ダイレクトドライブ方式のハンドルは特にですが、怪我防止のために使用するのが良いかと思っています。
※個人的には素手よりもグローブをしている方が運転自体がしやすいと感じています。
◆キーボードとマウスについて
僕はシムレーシング用のトリプルディスプレイ以外にもう一枚ディスプレイがデスク上にあります。
なので、シムレーシング用にワイヤレスキーボードとワイヤレストラックボールマウスを使っています。
トラックボールにしたのは、コックピットに設置しているマウス置き場はマウスを持ち上げて動かすには狭いところからトラックボールマウスを選択しています。
ワイヤレス方式として、個人的にBluetoothは好きではないので必ず2.4Ghz帯のものを選択しています。
◆ヘッドセットについて
つい最近までSteelseriesのArctis 7というワイヤレスヘッドセットを使用していましたが、現在はMassdrop x SennheiserのPC37Xという有線ヘッドセットを使用しています。
※サウンドユニットはCreativeのSound Blaster X3を使用。
個人的にシムレーシングにはワイヤレスヘッドセットが正義と思っていますが、配信をしていることもあり…やはりマイク音質は有線ヘッドセットだなというところから今の環境に変更しています。
今後、音質の良いマイクを持つワイヤレスヘッドセットが発売されれば変更していく予定です。
◆Webカメラについて
WebカメラはロジクールのC920とC920nの2つを使用していますが、配信でWebカメラが必要ない方は買う必要はありませんが、誰かに自分のコックピット環境を確認してもらいたいなどの際には、一つ持っていると便利かなと思います。
※僕は実際にKMRさん等に見てもらったりしています。
尚、Webカメラはカメラ台座付きのクリップで留めています。
◆その他環境について
細かい部分ですが、STRASSEさんから発売されているドリンクホルダーをアルミフレームに付けており、ドリンクを置いておけるのは意外に便利です。
また、Amazonで見つけたヘッドセットを掛けておけるハンガーやWebカメラ同様のクリップを購入してスマホを固定するものを取り付け、それらをアルミフレームに取り付けています。
◆今後の環境について
やっと完成、といっても良い環境になったので今回まとめてみましたが、、この環境になるまで一体いくら掛かったんだ?!と。。
僕の環境を一発で買うとPC込みでも100万円も掛からないんじゃないかなと思いますが。。
今後アップデートしたいところは特にないのですが、強いて言うのであればペダルかなぁというところですが…Sim Pedals Sprint以上の物になるとなかなかないと思いますので、良いものがあれば、という感じです。
※現時点で気になっているのはVRSのペダルですが、いつ発売されるのかがまったくわからない。
ということで、今回は僕のシムレーシング環境をnoteにまとめてみました。
みなさんのシムレーシング環境をまとめたブログなどあれば、ぜひコメント欄に記載いただければと思います(^^)
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