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M5STACKのATOM MatrixでG-Bowlもどき ~4~
実際にコードを変更してM5STACKのATOM MatrixでG-Bowlもどきを作りました。
ATOM Matrixを傾けるとG-Bowlのボールに見立てた点灯するLEDの位置が変わります。G-Bowlのアプリと同じ動きをするので、多分動作としてはあっていると思います。
仕様みたいなものとしては
MPU6886から得られる加速度データにLPFをかけた。
加速度が0.4G以上になったらATOM Matrixの全てのLEDを点灯する。その時に加速時であれば青色、減速時であれば赤色でLEDを点灯する。
加速度が0.2G以下であれば、中心のLEDだけを緑色に点灯する。
加速度が0.2Gより大きく0.4Gより小さければ、ボールに見立てたLEDと中心のLEDを点灯する。ボールに見立てたLEDは加速時であれば青色、減速時であれば赤色で点灯する。
といったところです。
とりあえず作りましたが、いくつか課題があります。
ATOM Matrixの水平垂直を保つように車に固定しなければならない。その辺はボールとお皿でできたG-Bowlも同じなので妥協するか…。
アプリ版だとスマホを傾けていても正常動作できるが、こちらはATOM Matrixを傾けてしまうと正常動作しない。
など。
これらに対応するには静止した初期状態で得られた加速度データから傾きを補正するデータを作って、そのデータを使って都度加速度の測定データに補正をかけるということをすればいいのでしょうけど、その具体的な方法がまだ分かっていないので追々考えることにします。
せっかく作ったので、そのうち今回作ったG-Bowlもどきを実際の車につけて走ってみようと思います。