「楽しみだね。」
最近「明日が楽しみ!」と思いながら眠りについたことはありますか?
先日仕事で上京し、年始ということもあって取引先担当者と食事をしながら僕自身の今年の計画についてお話しをして来ました。
今年は公私ともに少し大きな変化を予定していて、もしかしたら仕事のスケジュールなどで迷惑をかけることがあるかもしれないと考えたからです。
帰り際にその人が笑顔で「高橋さん、今年は楽しみだね。」と言ってくれたのが後になって思い出してとても嬉しく、心強く思いました。
担当者さんが自分のことではなく僕の未来をして「楽しみだね」と言ってくれて、社交辞令ではなく嬉しそうに言ってくれたその人の「共感する気持ち」がありがたかったのです。
「楽しみ」という言葉を辞書で引くと、
『【たのしみ】たのしいであろうと心待ちにすること→【たのしい】心が満ち足りて、うきうきするような明るく愉快な気分である。』とあります。(大辞林より)
辞書の文字を見ているだけでも何かいい気分がしてきませんか?「楽しみ」という言葉は自分の未来の良い状態を想像し嬉しくなることなんだなと分かります。
私達は家族や友人と約束をした時によく「楽しみにしてるね」と言います。楽しみの共有ですね。
自分ひとりの予定でもちゃんと楽しみはあります。仕事中に考えるランチや夕飯のメニューも楽しみです。仕事帰りの一杯も、もちろん楽しみ。
以前僕はダイエットをしていた時期がありました。夕飯を豆腐などだけにし炭水化物を減らすというよくあるものです。寝る前にお腹が減って我慢できないと思った時に「明日、朝起きたら〇〇を食べよう!」と決めてそれを楽しみにして寝るわけです。すごいワクワク感です。
日頃の生活や仕事の中ではいつも様々なことが起こり、その対処の仕方を工夫したり対策を立てたりします。
計画し行動を起こしそしてその結果を待つ。
いろんな苦労やうまく行かないことがあったりするけれど、その結果を楽しみに待つことができれば毎日はとても有意義な時間になってくると思います。
歳をとってくると生活の変化も少なくなり楽しみが見いだせなくなりがちだと思います。僕も仕事以外には趣味もなくちょっと心配でもあります。「楽しみだね」と言い合いながら良い時間を重ねていきたいですね。
そう言えば、先日久しぶりに母親と一泊旅行に行きました。天気も良く良い旅行になりましたが、母親は前日に楽しみ過ぎて眠れなかったそうです。