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第一回のインタビューを終える。まだ遠くにデススターというか白色彗星というかが見えるに過ぎないけど、なんとなく方向は定まってきたような気が。
あんまり他人のnoteの記事はみないで始めたんだけど、いくつか話題になっている記事をみるとnote文体ってあるようだ。僕の文体がどうなのかよくわからないけど、単なる身辺雑記になっているだけのようにもみえる。
つまり、長いけど意味がない。
人に読んでもらうというよりは、あとで振り返ることができるような作業メモ的な目的で書き始めたのでまあそれでいいのだけど、それなら公開する必要もないような気がするけど。まあ、意味なんか考えるな。意味は後からついてくるのだ。たぶん。
ということでいよいよオリンピックに向けた4連休が始まる。世の中は開会式直前になっていろいろな出来事がおきている。開会式をめぐっては、いじめ、差別をめぐるごたごたが続いている。これに関してはいろいろな違和感を強く感じるけど、それはさておきもう本当にオリンピックが始まるようだ。若月の本を読んだときに感じたけれど、もはやこの状況になってしまったら社会の波にもまれながらも地域の患者を診るのが僕らの仕事なんだ、と覚悟を決めて。(でもあとで落ち着いたらいろいろ落とし前をつけてやるようにそれぞれの人たちの言動については覚えておこうと思う。僕は意外とシュウネンブカイのだ)
リウーが発した、「こんな考え方はあるいは笑われるかもしれませんが、しかしペストと戦う唯一の方法は、誠実さということです」を胸に。
さて、午前中は訪問診療を少しして、書類作成やらもろもろ事務仕事をして午後。いよいよインタビュー開始。
1時間のうち、40分は僕がする側、残り20分は僕がされる側。ズームというツールの普及は、このコロナ禍が生んだ最大のイノベーションのような気がする。スカイプとかフェイスタイムとか、結局この1年で駆逐されたよなあ。かつて大学にいたとき、予算が余ったからこの通信システムみたいなのをなん百万もかけて導入して結局使わなかったことがあったけど、物事にはやっぱりタイミングがあるのだなあ、と改めて思い起こしながら。
…すごく良かった。うまく言葉にできないけれど、僕の思いも、僕の内面も、僕が気が付かない部分も、言語化されなくとも、言語化されないなりに溶け出してくる。メタ認知、ともちょっと違う、水彩絵の具を水にまぜて、ぐるぐる回している間に新たな色が生まれてくる感じ。
これが人と人との会話のマジックなんだな。
まずはあとで聞き直すことにして。でもこれは結構膨大な作業だ。終わるかな。まあいいや。まずはいけるところまでいってみよう。
次の相手は、昨日もうすでに決めてある。快諾してもらった。
プライマリ、のキヨシローのモデルの一人、そして今や在宅医療の分野ではトップを走る一人。彼はけして普通ではないのだけれど、彼の目を通じて、ぼくたちのなかにある、遠くに光るデススターというか白色彗星というかに迫ってみようと思う。(悪者か?)日程はもうきまっている。それにむけて少しだけ準備を。明日は、訪問診療もないので、久しぶりの一日休み。僕のこころにいろいろ刺激を与えてみることに。
久しぶりに、むかーしかかわったこれを見てみよう。
(つづきます)