耳鼻科は社会の縮図でありときにカオスである 難聴録22
突発性難聴になって以来、全く無縁だった病院に頻繁にお世話になっております。
ありがたいことに健康体である私にとってこれまで病院は行く機会が少なく、申し訳ないのですが元気をなくした人々が集まる薄暗い場所というイメージがありました。
ところが耳鼻科というのはどうやら様子が違うようです。
現役バリバリの運動部の学生にリーマン、お年寄りや子連れの主婦、やんちゃそうなお兄ちゃんにギャル。
実に彩り豊かなものです。
そこに一層の華を添えて場を賑やかにするのが子供達。
ソファの上でゴロゴロ寝転がり、飛び跳ね、目を合わせまいと下を向いている私の顔を覗き込み、奇声を上げる…
いやいや、おいおい、とお母さんらしき人をチラリと見たら、全てを諦めたかのようにスマホに夢中でした。
親御さんも大変ですね。