【Note1ヶ月連続投稿企画第12回】WIXOSSの思い出話(1)
※上の画像は私が現役でプレイしてた頃1番使っていた「ウリス」のカード
第11回に引き続き、今回はその当時のWIXOSSのシングルカードの値段(カード単体に付けられた値段)について話していきたいと思う。
パック、スターターデッキの売れ行きは前回話した通りだが、そうなると比例してカード単体(以下シングル)の値段も上がる。最高レアリティのカードの値段が上がるのはもちろん(封入率の問題で)だが、最低レアリティのコモン(以下C)の値段も一部すごいことになっていた。
というより、このカードの光っているバージョン(以下パラレル)の方が最高レアリティよりも高い状態にあったこともある。
(1枚目の画像は第2弾で発売のカードも混じっている)
この「THREEOUT」というカード。カードゲームをやったことがある人なら「???」ってなるくらいに壊れカードな訳だが(ちなみに当時のルールは山札切れを起こしてもトラッシュ(いわゆる墓地)を山札として戻して永遠にデッキを引き続けることが出来るルールだった)、とは言えCの値段が1000円を超えるという非常事態で多くのプレイヤーを困らせた訳である。
先述したが、WIXOSSのパックには一定の確率でパラレルカード、もしくはSecret(SRのパラレル)が封入しており、
ことTHREEOUTともなると当時は3000円で取引されていたという…
因みに私が知ってる中で一番再録されたスペルカードでもある(スターター、カード大全、大会の優勝プロモ、からあげクンとのコラボ…etc)
パック、スターターデッキとここまででも中々にユーザーの難民化が止まらないが、更に追い打ちをかける出来事が発生することになる。
プロモーションカード(以下プロモ)の存在である。
雑誌の特典やお菓子のオマケ(実質本体)、はたまたカップ麺のオマケ(実s(ry)でカードが着いてきたりすることがあるが、WIXOSSも勿論例外では無い。
多分プロモ商法は私がやってきたゲームの中で一番酷い、気がする
WIXOSSはサービス開始前から「カードゲーマー」という雑誌で特集が組まれており、5月に発売されたvol.15にて雑誌のプロモとして初めて収録されたカードがある。
「ゼノ・マルチプル」である。
このカードは当時なかなか破格の能力を持っており、デッキに入っていると勝ち方が従来のデッキから3つくらい増える性能をしていた。(詳しい能力は割愛)
勿論都内で雑誌が入手困難になり、カードは一時期買取価格4000円くらいしていた時期がある。
ちなみにカードゲーマーを5冊買える値段である。
それくらい欲しい人がいたし、それくらい出回ったなかったのである。
更にvol.16にて「アンシェント・サプライズ」、ウィクロス大全と言うファンブック(?)に「三剣」「列情の割烈」とプロモが優勝デッキの画像にないことがない時代が2年くらいは続いたと思う。
このような最初期の「WIXOSS難民」感は第3弾発売(秋頃)くらいまで続いた。