#6 青い鳥から学ぶ倫理観の変化

皆は青い鳥がアイコンだったアプリで
少し前に出た
老人が環境活動家を射殺したという投稿を見たことがあるだろうか。

私は友人が話題に挙げたことで知ったのだが、私はいくら悪いことをしていても命を奪う理由にはならないだろうと思ったのだが、その投稿についている日本語で書かれたコメントを見て最近の人達の感覚は麻痺しているのではないかと思った。

私はSNSを利用していて離れた土地の出来事ほど現実味が薄れるのだということを理解した。
また、某新型ウイルスの影響により漫画やアニメにふれる機会が増え、
フィクションの世界の感覚で生活する人も増えたような気がする。
あくまでも気がするだけであって実際はどうかは知らないが、
あの投稿につけられたコメントを見る限り、
殺人を肯定するような意見しか見られず、
危険分子を判別するために存在している法を破ったのだから
捕まるのは当然だというような常識的なことは誰も考えていないようだった。

リアルな人との関わりが減ったことにより、我々は気づかぬうちに
現実と虚構の区別が曖昧になってきているのかもしれない。

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