見出し画像

映画【レプリカズ】考察と感想

こんにちは、おしんと申します。今回は2019年5月17日公開の映画【レプリカ】を見た感想を記事にしたいと思います。ネタバレも含みますのでまだご鑑賞されていない方はそちらも含めて読んでいただきたく思います。

画像1

1.あらすじ

キアヌ・リーヴス演じる神経科学者のウィリアム・フォスターは神経科学者として娘が二人、息子一人と夫婦の5人で快適な生活を送っていた。実際にウィリアムは人間の死後、脳の神経は生きていることを証明するため、脳の記憶を取り出し、機械のボディに定着させるまでが完成していた。あと一歩、人間の記憶を定着させることができぬまま、休暇を家族と過ごそうと夜道を運転しているときに事故にあってしまう・・・


気が付くと家族全員が死んでしまい、生き残ったのは自分のみ。ウィリアムは友人のエドを呼び出し家族の複製(レプリカ)を作ることを決意する。しかし家族は4人。レプリカを作るツールが3つしかそろわず苦渋の決断を迫られてしまう。最終的に末っ子のゾーイのみの記憶を家族の記憶から消去し、苦しみながらもウィリアムは家族の複製に成功する。複製中は仕事も休み、学校なども休ませていたためウィリアムに不審な目が当てられてしまう。

最後は研究所に家族の存在がばれてしまうい。研究所の真の目的にも気づいてしまうウィリアムだが、自分の家族を取られまいと必死に抵抗する。最後はウィリアム自身が自分の記憶を機械に定着させ、悪党をやっつけゾーイも含め家族全員が復活しハッピーエンドを迎えるという物語。

画像5


2. 考察とネタバレ

初めに伏線として妻は人間の記憶に魂が付いてきていない。的な発言をしていたため妻を複製するのは後々かなり衝突の種となると踏んでいたが、案の定妻が一番初めに自分はレプリカだと知らせてしまい、少しけんかになるシーンがありました。また、記憶を操作するのも簡単にできてしまい。そこの神経回路?的なものを操作できるなら人間の体という記憶を消去し、機械の体の記憶を内蔵すればうまくいったのではないか?など思ってしました。(多分記憶を追加するのは不可なのかなと思いました。)

最終的に会社が研究しているのは戦争兵器ということがわかり悪党とのカーチェイスなどが始まりますが、そこからの展開にあまり工夫がなく残念でした。

画像4



3.感想

今回、映画【レプリカズ】を鑑賞したレビューを書かせていただきましたが、まずはじめに思ったことはあれ、【アイ、ロボット】?と思ってしまいました。もしかしたら、アイ、ロボット以前の世界を描いた映画でもあるかもしれません。映画の内容、人間の記憶を定着させる。という構想や家族を失ったマッドサイエンティストが事故を見失い家族を追い求める。みたいな展開はある程度予測ができてそこまでドキドキするような展開にはなりませんでした。途中で悪の組織が出てきて戦い始めるという部分もあまりにあっけらかんとしており、どこに焦点を当てて物語を書いているのかつかみにくい部分もありました。キアヌ・リーヴス主演ということで話題性もあり楽しみにして見させていただきましたが、正直少し残念でした。ただエンディングで自分以外がすべてレプリカであるというシーンを見て本当に自分が自分であるのかなど少し人間の記憶の不思議を考えさせらる映画だなと感じました。

画像3


4.まとめ

画像2

今回は映画【レプリカズ】の記事を書かせていただきました。キアヌ・リーヴス主演ということで彼の演技力など見入ってしまう部分もありましたが、映画としては少し物足りなさも感じました。記事を書いていて、足らずのところもあると思いますが、ご了承お願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?