#MGBW #06 PORIN
PORIN氏に会ったのは前作アルバム発売後なので2017年だったかな。
共通の友人の紹介によるものだった。その後のどこかのイベントで再会した際に、「さきで何かご一緒しましょうね」
という内容のことを話したのだけど、殆どの場合ぼくは本気でしかこういうことは言わない、しかし音楽のコラボレーションに限らず世間全般を見渡せば、何かしらの口約束が社交辞令であることの比率はそう低くもない。
それくらいは僕も承知しているのだけど、彼女の場合の「本当に何か一緒にやりたいです」オーラは懐疑心のやや強めの僕でも理解出来るものだった。
そして、それをきちんと覚えていた僕が実際にMGに誘ったのは今年の夏。
快諾をもらったあとにデモを作り出すのだけど、なかなか良いアイデアが出てこない。3~4つくらいのアイデアを同時に進行、行き来しつつ良いところを残す形で作りこんで行った。
ほぼ二ヶ月もかかったのだけど、結局全く気にいらず、全て白紙にして、ほぼやけくそみたいにして打ち込んだベースラインが自分でウケて、そこからは悪ノリの連続で曲にしていった。
そんなふうに前段の二ヶ月を切り捨てた結果数日で形になった曲。
メロディもTongue TwistedなものでPORIN氏のスモーキーな声でたたみかける言葉の羅列は中毒性がある。
聴くひとによって音楽の響き方はそれぞれだけど、おそらく多くの人の想像の外にあると思う。そして、自分で口ずさんでしまう曲現在ベスト1位。
あー聴かせたい。
https://asab.lnk.to/mondogrosso_bigworld