RHYME SO
僕はあまり音楽に具体的なメッセージを込める作業をやってこなかった。
理由は色々あるんだけど、それは置いておいて、RHYME SOではちょっと違っている。
コンセプトやメッセージをダイレクトに語りはしないけど強烈な反骨心をちゃんと隠しもっている。
昨年のデビューから1年すぎて、実はすでにアルバム2つぶんくらいの曲がある。
平たくいえばコロナの影響で延び延びになっている1stアルバムは"I A F B"とアクロニムで呼んでいる。これはI AM FASHION BLOGGERの頭文字をとったもので、このタームの僕らのコンセプトでもある。
(転じてI AM FUCKIN' BRILLIANTなどの副産物も存在する)
FASHION BLOGGERというものに象徴される、現代社会のソーシャルメディアで植え付けられた承認欲求の是非を問う意味も含まれている。
(この曲のミュージックビデオは先日LONDON FASHION FILM FESTIVALでBEST MUSIC AWARDとBEST ACTRESS,MODELの2つのタイトルを獲得した)
最近FREEDOM DICTIONARYで掲載された僕らのコンテンツでは、この世界中を席巻するSNSのエゴ合戦はもはや人間によるものではなく、AIによって人間がコントロールされ、子供がファッションブロガー人形を駒のように使って遊ぶINSTA GAMEという形でアイロニックに表現している。
PARISを拠点にするNDAというチームとコラボしたこのコンテンツはインターネットSNS時代の過渡期を予見しているように思える。
2021の春からリリースを再開する予定で、国外からのRHYME SO再定義で始まる予定。
おばあちゃんに田舎に送り還されないように音楽的審美眼を養いたいところ=意味は追ってはっきりするでしょう。