2025年の種付け料
とりあえず何か競馬の話でもしようと思ったのですが、特に何も良い事はないし・・・という事で時事ネタです。
掲題の通りに社台スタリオンステーションが2025年度の種付け料を発表しました。
しかし、こちらも特に良い事はないといいますか、当たり前に半分は牝が産まれてくるし、牡が産まれても中央で3つ勝つ馬なんて10頭生産して1頭いたら良い方なので、この種付け料で自家生産をしても採算なんて合うわけがないといった趣ですな・・・。そりゃ高値で生産馬を売りさばく事が出来れば儲かるのでしょうけど・・・。
私達はそもそも繁殖牝馬を3頭所有しているだけで、細々と仔分け馬にて競馬をさせて貰っているだけの存在なのですが、種牡馬のシンジケートに入っているわけでもない日高のマーケットブリーダーとかこんな環境で安定的に利益を出せるものなのだろうかと少し心配になります。
確かに市況は好調で馬が高く売れる時代ではあるのですがね・・・。
とりあえず一口馬主倶楽部などへの販路がない生産者はなかなかこの種付け料だとついていけないでしょうな。神頼み、運任せで未来が決まる状況も釈然とせず、来年の配合は更に難しそう。「イクイノックスでもいっとこうや」ぐらいの方が良い結果になるのかもしれないけど、さすがに2000万円の種付け料を払ってチンチクリンの牝が産まれてきたら絶望しかないわけで、というか実際には出生時支払いじゃないと辛いぐらいでして、そもそも社台スタリオンステーションの種牡馬自体が高嶺の花とそんな印象を受けます。