5月16日(木)門別で開催されるJRA認定フレッシュ競走にてブラックワトルがデビュー予定です。
本馬は父:フェノーメノ、母:ゴールデンワトルの2歳牡馬。私が昨年のサマーセールで選馬を行い購買に成功した馬で、落札価格は税込み300万円弱でした。
昨今における一歳馬市場の相場を考慮しますと、「これ以下の値段で牡馬を買うのはほとんど無理」ぐらいの低価格なのですが、最終日の恩恵といいますか、ここ数年のパターン通りに「最後の最後でどうにか拾えた」という馬ではありました。
まぁとはいえ、予算関係なしなら同じ最終日に上場されていた馬だと、確かラス3の900万円ぐらいで落札されたマジェスティックウォリアーにいっていたはずで、妥協点が全くないわけではありません。
ここらは微妙なバランスの問題であって、「結果がどうなるか」で判断するしかありませんね。この値段で買っていれば、道営で南関東に移籍できるだけの獲得賞金ラインをクリアして、あとは南関で維持費+αを稼げていればまずまず問題ないという購買活動になりますので。
勿論、糞ほども走らないと、いくら安く買ってようが全くの無意味ですけど。
実はといいますか、私が選馬を行った馬が道営にはいったのも、こんな時期にデビューするのも初めてでして、どんなものなのかがさっぱり分かりません。
面子を見ると、能検で一番時計だった馬やセレクトセール出身馬もいますので、「初っ端から勝て」ってのは難しいのかもしれないし、「ノーザンファームの馬がいる中央の新馬戦よりは楽なのでしょう?」という気がしないでもないという面も一方ではあります。
とりあえず現時点で分かっていることは、昨年の秋から道営競馬の休養期間中に育成を兼ねて厩舎でずっと調教されており、しかもその間の経費が大抵の育成場より安いという事実ですね。
ここからスタートして、南関東や、あわよくば中央へというのは、なかなか合理的な道筋であるという事は言えると思います。やっぱり坂路があって、自分のところで競馬に使うので、当然しっかり乗っているという要素は大きいですよ。
とりあえず厩舎で遊んでいるより競馬に出てきて出走手当てぐらいは稼いで貰った方がありがたいですし、まずは早期デビューが出来そうという時点で良しといったところでしょうか。
相手がいる話で、当然どの陣営も勝ちたいレースなのでなかなか難しいのでしょうけど、どうにか掲示板を確保して欲しいですな。