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神在月の出雲大社と竹野屋に宿泊して感じた『ご縁を大事に繋ぐ』ということ


神在月の出雲大社


暦の上で10月が『神無月』と言われているのに対して、島根県にある出雲では八百万の神様が出雲にお集まりになるということで『神在月』ということは、多くの方がご存じのはず。

でも、その10月というのは先月のことではないってご存じでしたか?

旧暦の10月のことを『神在月』と言い、実は11月なんですね。

出雲大社では、旧暦の10月10日に『神迎祭(かみむかえさい)』というものが行われます。

全国の神様が御神火を焚いた夜の稲佐の浜にお集まりになるその特別な日が、明日11月10日(19:00〜)なのです。

写真は朝の稲佐の浜ですが、ここで19:00~神様をお迎えするのです。

朝の稲佐の浜


出雲にお集まりになった神様は、11月11日から17日まで会議「神議(かみはかり)」をされるのです。

私もね、一度はこの時期に行ってみたいのですが、まだこの時期に行ったことはないんですよね。

なので、もっぱら下記のところで写真を拝見させていただいて、気分だけ味わっています。

※出雲大社のホームページだとより詳しくわかります。

 

※出雲観光協会公式ホームページでも、素敵な写真がごらんいただけます。



えっ!?『竹野屋』さんって、竹内まりやさんの実家だったの?

竹野屋外観

話は私が出雲に行った時のことになりますが・・・

その時に泊まった旅館は明治時代から創業の老舗旅館『竹野屋』さんといいますが、実はこの旅館、歌手『竹内まりや』さんのご実家だったんです!

旦那が予約する時点では全くその事実を知らず、「出雲大社の鳥居から徒歩1分らしいから良さそうだよ」ってことで予約しました。

基本我が家は旦那が宿を決めるので、私は決まったところを聞いてからどんなところか検索するという感じなんです。

女性って、食事もそうだけどアメニティが気になりませんか?

私もそれで調べ始めたのですが、調べていくうちに「あれれ~?」ってコナンくんが言いそうなフレーズを口にしていました。

「もしかしてだけど、ここ竹内まりやさんの実家らしいよ!」ってね。

旦那と、すごいところ予約したんだねって話になりましてね。

※竹野屋さんホームページ


それから竹野屋さんを調べるうちに、もう1つ驚くことがありました。

私ね、竹内まりやさんのアルバムをたまたま1枚だけ持っていたのですが、なんとそのジャケットに写っている階段が、竹野屋さんで撮ったものだったそうなんです。

いや〜、ゴリゴリのファンの方であれば有名な話なのでしょうけれど、全く存じ上げませんでした。

私の場合は、竹内まりやさんの歌は大好きなのでよく聞いたり、カラオケとかで歌ったりしていましたが、そんな程度のファンですからね。

それが、たまたま持っているたった1枚のアルバムのジャケットが、自分が宿泊する宿の階段で撮ったものだったなんて・・・わ~ぉ!もう感激です!

ちょっと似たポーズで、持参したアルバム持って撮影してみました(笑)

アルバムジャケットの階段でアルバムを持って撮影している


きっと私のように、その利便性から竹野屋さんに決めて、宿の情報を調べていく中で竹内まりやさんの実家であることを知った人もいるかもしれませんよね。

事実を知ると、ちょっとビックリしちゃいますね。


竹野屋さんに宿泊して感じたこと

竹野屋さんは「伝統ある竹野屋を守りたい」というお気持ちから、今は竹内まりやさんがオーナーをされているようですね。

竹野屋さんのお部屋は、伝統的な和の雰囲気を保ちつつも、現代的な快適さがあると思いました。

細部にもこだわりが見えました。

これも竹内まりやさんがこだわって、厳選していらっしゃるのでしょうかね。

各お部屋ごとにちがうのでしょうけれど、こんな色紙が飾ってありました。

私がじゃまだったので、隠しちゃいましたけど(笑)

壁の色紙

私が気にしていたアメニティも、ミキモトコスメティックスのセットで、使用感も本当によかったです。

ミキモトコスメティックスのスキンケアセット

女性目線で選んでいるのでしょうかね。
アメニティが充実している宿は、気持ちよく過ごせるので嬉しいです。

アメニティのセット


食事はどうだったのかと言いますと・・・

前菜
肉料理と打ち出の小づちの器
のどぐろの焼き物と小鉢

これが全部ではないですが、ちゃんと写真が撮れていたものをあげてみました。


目でも楽しめるし、おいしいお料理ばかりですが、ここで少し他の旅館と違うところがありましたよ。

なんと、食事のお部屋にはBGMとして竹内まりやさんの曲と、山下達郎さんの曲が交互にながれるんですよね。

他ではなかなか見られない演出でした。
ファンにはたまらない演出ですね。

朝は、三宝膳という朝食をおいしくいただきました。

三宝膳という朝食

出雲の縁起のよい季節の野菜を盛り付けた『ご縁盛り』だったり、ひじきの上に鶴や亀がいたり、ぜんざいは『神在』と書かれていたり。

食事ひとつとっても、心遣いがあるのとないのでは、全然違いますね。

気持ちの良い朝を迎えられたし、朝の出発を気持ちよく見送って下さるかのように感じられましたよ。


あと、どうしても言っておきたい心遣いはこちらです。

竹野屋さんのスリッパ用クリップ

スリッパにつけるクリップです!

これね、みなさん経験ありますよね?
宴会場やお風呂に行った帰りに、自分のスリッパがなくなってる!ってこと。
ここに置いたのに、先に出た人に履かれちゃって、残ってるスリッパはボロボロなやつだったりとか・・・

このクリップさえあれば、だれも間違って履いていかないですものね。
ちょっとしたことですが、私はこれが気に入りました!


ご縁を大事に繋いでいく

素敵な宿に宿泊できたのも、ひとえに出雲大社の神様が縁結びをして下さったのかな?って思います。

人とのご縁は大事にしますが、ご縁って人に限ったことではないと思うんですよね。

旅行に行ったその土地や旅館や神社などなど、すべてご縁があって実現しているのだと思います。

すべてのご縁に感謝して、これからもよきご縁に巡り合えるよう自分自身を磨いていく。

若かったころにはこんな考え方はできなかったけど、50代の今だからそう思えるのかもしれないですね。

人間ひとりでは生きてはいけないのだから、いただいたご縁を大事にして、繋いでいきたいものです。

このnoteをきっかけに知り合えた方とのご縁ももちろんです。

大事に繋いでいきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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