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数年ぶりに心療内科受診

8年前、線維筋痛症発症を発症し、2年間くらい心療内科に通院していた過去がある。

内服薬の一つ、リフレックス。これが、私の身体をあっちゅう間に丸々と太らせてくれ、2年間で体重は17kg増となった。

変わり果てた容姿に久しぶりに会う友人は皆、絶句だった。

全身のこわばりはあったものの、電流を流されているような痛みは消失した。

日中の眠気が増してきたので、内服卒業に向けて薬を徐々に減量。離脱症状とか特になくすんなり服薬卒業となった。

けど、残ったのは変わり果てた肉体。

52kg→69kgにまでなっていた。どうしても食欲が抑えられず、深夜によくご飯やパンを食べてしまっていた。リフレックスはちょっと太ると医師に言われていたが、私の場合、ちょっとどころではなかった。深夜に炭水化物は、最悪な行為だったな。

しばらくその肉体と共に過ごしていたが、健診でコレステロール値が初めて高値となり、まだまだ健康に過ごしたいとダイエットを決意したのである。

隣市のダイエットジムに通い、食事制限をし、お金と時間をかけて、すごく努力し、見事ダイエットに成功した。

記録をつけていくと、どうやら、夕食の食事量コントロールが鍵で、そこを上手くコントロールできたら、一ヵ月1kgペースで減量してた。

夜は炭水化物を極力控えた。
間食はカロリー150までに抑えた。コンビニスイーツは、半分ずつして、2日にわけて食べた。

1年半かけて、15kgに成功した。町の集まり、授業参加にいけば、どうやってダイエットしたのか質問責めにあった。

そんな過去があったので、もうその手の薬を飲むのは嫌だ!この不定愁訴は心療内科受診レベルとわかっていながら、太るのが怖いとずーと拒否していた。

でも、カサンドラかも。と大ショックを受けてから、あっという間に首、肩、背中の筋肉が硬直してしまい、痛くて洗顔もままならなくなってしまったので、やはり医療の力を借りるしかないかと迷っていた。


そんなある日

私は保健師ではないが、保健センターで働いている。デスクの隣、前に住んでいる保健師さんと精神保健福祉士さんにいつもいつも話を聞いてもらいエンパワーメントしてもらっている。

これまでも、暴力振るうようになった認知症の父のこと、突然学校へ行かなくなり暴れ出した息子の事で幾度となく相談に乗ってもらっていた。

すごく恵まれた環境にいる。保健師さんや精神保健福祉士さんは、その手のプロ。日々、様々問題に向き合って市民の健康を守っている。


「またまた、折り入って相談があるんです。
皆さんのお知恵をどうか貸しください、、、」
と、第3のややこいメンズ(夫)の話をしたのです。


保健師さん
「ほんまに、〇〇さん、よう頑張ってきたねぇ、、、」


この言葉にボロボロ涙が溢れて、場所も憚らず泣いてしまった。

保健師さん「夜寝れてる?」

私「いや、中途覚醒がある」

保健師さん「今まで、家族の支援で奔走されてたと思うけど、これからは自分の身体をまず一番に考うよう。〇〇先生、よく話を聞いてくれる先生やから、ぜひ受診しておいで。まずはしっかり睡眠をとろう」

そう睡眠

何が大事って睡眠やって、仕事柄一番知ってるのに、自分のことになると、中途覚醒があるけど、すぐ再入眠できるしまだ大丈夫かなと見て見ぬ振りしてきた。

夜、悪夢をみて叫んで起きることもある。前頭前野が休んでいないと思う。質の悪い睡眠。自覚はあるのに行動変容には至ってなかったが、まずは、自分に集中して、自分のケアを一番に考えようと思えた。パッと目の前のモヤが晴れる感覚だった。

心療内科受診しよう。
お薬のこと、相談しよう。

つづく

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