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「思い込み」のチカラ2

前回の続き。
前回→ https://note.com/shinillust/n/n28f673c117f0

「思い込み」のチカラについて。

晴れてデザイン会社に就職が叶った私はイラストレーション部にてイラストレーターとしての仕事を始めることになります。

会社ではしこたま膨大な業務をこなし多忙な日々を過ごしますが、
数年の時が経ち、しだいにフリーランスに挑戦したいという願望が芽生えます。
この時も「難しいかも」「失敗したらどうしよう」という不安な気持ちはあまりなかった記憶です。
なれて当然とまで思っていました。
20代という向こう見ずな若さの勢いが成せたワザかもしれません。怖いもの知らずと言いますか。

フリーランスを選択しようと考え始めた時に
運良くそれに繋がる恩人との出会いもあり、会社を辞める決断をすることが出来ました。
そして20代半ばの年に会社を飛び出し、フリーランスイラストレーターの道を進むこととなります。

最初はもちろん不安もありましたが、
とにかく営業活動に注力しわりと早い段階で仕事を数々いただくことに成功しました。

振り返るとその時はがむしゃらだったのかと言えば実際はそういう感覚もなく、
とにかくやるべきことが明確だったのでそれを愚直に遂行していった。そういう感覚です。
しんどかったなぁという記憶もあまりありません。
楽しかったとさえ思えています。辛かった記憶が飛んでるだけなのかもしれませんが(笑)

そのように、やるべきことが明確だったのは
「こうなる!」
「思い込んでいた」
からブレる余地がなくクリアだったのだと思います。

思い込んでるとその道しか見えません。
ここで言ってる思い込みは「信念」とも言い換えられます。
「思い込み=信念」目標に対して使うのであれば強力なパワーを発揮します。
私は「フリーランスのイラストレーターとして立派に仕事をしていくんだ」
と、それだけを強く思い込んでいたのでそれが行動になり成果に繋がるパワーを発揮したのだと思っています。

桔川さんだから出来たんでしょ?
と言われるかもしれませんが、
自分は子供の頃からどちらかというと臆病で慎重で現実主義な性格でした。
何かにチャレンジするのを億劫に感じたり、腰が重かったりするところもあります。

しかし、ことこの
「イラストレーターになる」
という目標については
「なれて当然」
という
「思い込み」
がことさら強く、そのパワーによって成し得た部分が大きかったのだと思い起こします。

なんでそこまで思えたのかわかりませんが、
「思い込んで」「脳を騙していた(洗脳していた)」としか言いようがありません。
それが、そこに向かうパワーを自然に苦なく発揮させてくれたのだと考えます。

「思い込みのパワー」恐るべしです。

私の仕事の話で例えましたが、
どんな職業でも生活でも、人生全般に使えるひとつの思考技術かもしれません。

本当にやりたいこと、成し得たいことが皆それぞれあるのではないでしょうか。
思い込んで脳を騙してみてはいかがでしょう。

そんなお話でした。

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