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アイデア発散時に意識したい!人が無意識にかかる「4つの罠」

こんにちは。アジケでサービスデザイナー/デザインコンサルタントをしております、はまちです。

以前、別の記事にてアイデア出しをする時に知っておきたい事実と、大切にしたい態度について書かせて頂きました。

さて、いざ態度を改めアイデア出しに臨もうとしても、これまでの思考癖が邪魔をして、なかなか「完全な拡散思考」に振り切れないものです…

そういった時、少なくともどんな思考癖が拡散思考への切り替えの邪魔をするのかを把握していれば、自身の思考の軌道修正の助けになるのではないでしょうか?

そんな訳で、今回の記事ではアイデア発散時に、無意識に自分の思考を制限してしまう「4つの罠」について書いていきたいと思います。


1. 先のことを考えている

何かアイデアをひらめいたその時、次にどのような行動をとっていますか?

こんなやりとりを自分の頭の中でした後に、発言をしていませんか?

-- 自分の頭の中 --
「そうだ、例えば〇〇してみたらどうだろう?」
「いや、でも△△の場合はどうだろうか?」
「やっぱり、XXの方がいいかもしれない。」

-- 発言 --
「XXっていうアイデアはどうかな?」

冒頭の記事でも書いたように、それが良いアイデアかどうかは、一度自分の外に出してみない限り分かりません。

そして、そのアイデアを踏み台に誰かが何か新しいひらめきを起こす可能性だって大いにあります。

先のことを考え、色々と頭の中で会話している自分がいたら要注意です。

後先考えず、とにかく思いついたことを外に出してみましょう。


2. 何かのルールを勝手に作っている

アイデア出しをする時に、特に指定されていないにも関わらず自分のルールを勝手に作り、その中で思考をしていませんか?

例えば新サービスのアイデア出しをする際、無意識にこんな考え方に陥っていませんか?

・どんなアプリが良いだろう.. (スマホアプリというルール)
・AIでどんなことを実現できるだろう.. (AIを使うというルール) 
・人は通勤時に電車で何をしているのか.. (通勤は電車でするというルール)

アイデア出しという創作プロセスの序盤から、無意識に何らかの制約を作り、言わば「可能性を狭めてしまう」と、制約を付けていく後工程で、当たり障りのないアイデアしか生み出されないことになってしまいます。

「自分が無意識に何かのルールを作っていないか?」

その視点を常に持ち続けておくことが大切だと思います。


3. 自分がどう思われるかを気にしている

もしも、アイデアを発言することを躊躇している自分がいたら、なぜ自分が躊躇しているのかを考えてみて下さい。

そこには、こんな感情はありませんか?

「こんな冴えないアイデアを共有するのは恥ずかしい..」
「自分のアイデアは的外れなんじゃないだろうか..」

そこには、「自分がどう思われるか」を気にしている自身がいませんか?

この文章の冒頭で書いたことと重複しますが、それが良いアイデアかどうかは、一度自分の外に出してみない限り分かりません。そして、そのアイデアを踏み台に誰かが何か新しいひらめきを起こす可能性だって大いにあります。


つまり、アイデアの発散をする時は、「何とでも料理してくれ!」くらいの気持ちで、まずは思いついたことを外に出してみるくらいの気持ちで十分なんです。


4. 1つのアイデアを掘り下げている

さて、上記3つのポイントをクリアして、どんどんアイデアを発散しているとします。

実は、その時にも意識すべきポイントが1つあります。

それは、「無意識に1つのアイデアを掘り下げていないか?」という点です。

確かに、ある程度1つのアイデアに着目し、話が盛り上がることで沢山の可能性が見えてきますが、まだ全く別の切り口のアイデアがある可能性は十分にありますよね。

話が盛り上がってきたところで一歩立ち止まり、「他の視点はないかな?」と、視座を別の場所に持っていくことも、アイデア出しを行う際にはとても重要になります。



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いかがでしたでしょうか?

前回の記事も含め、アイデア出しへの向き合い方について書かせて頂きました。

この記事で書いた視点が、何か皆さんのアイデア出しの役にたてればとても嬉しいです!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

前回の記事はこちら