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コ・デザイン日記

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様々な方と「共にデザイン」させて頂く中で得た学びを書いていきます。
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#UXデザイン

専門的・複雑な要件を理解し、議論を前に進めるために意識したい2ステップ

こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 デザインパートナーとして、様々な業界のクライアントのご支援をしていると、必ず「クライアントの複雑な業務について正しく理解をしなければならない」という壁にぶつかります。 それが、専門性の高い業務だったり、様々なステークホルダが関わってくるようなサービスになってくると、話は更に複雑になります。 もちろん、短期間で先方と同じレベルの理解を持つことは不可能に近いですが、パートナーとして理想のサービスづくりの伴走をするためには、押さえてお

サービスブループリントの活用4ステップ

こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 この記事は、サービスブループリントを有効活用するための方法や考え方について考えるシリーズの、第三弾となります。 第二弾では、サービスブループリントを有効活用するために大切にしたい5つのことについて書きました。 今回は、実際のプロジェクトでこのツールを有効活用するための4ステップについて書いていきたいと思います。 ※ 今回ご紹介するステップは「単純な既存のサービス改善ではなく、既存サービスを土台に、新たな別のサービスを設計をする

サービスブループリントを活用するために、大切な5つのこと

こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 この記事は、サービスブループリントを有効活用するための方法や考え方について考える、第二弾の記事となります。 前回の記事では、そもそもサービスブループリントとは何か?サービスブループリントはどのような点に優れているのか?といった点について記載しました。 今回はその知識を前提に、このツールを有効活用するために大切にしたい、5つのことについて書いていきたいと思います。 1. 使う目的を明確にすることサービスブループリントは、あくまで

サービスブループリントが担う3つの役割

こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 昨今は、言うまでもなく様々なサービスにおいて、提供側とユーザーの接点が多様化しているかと思います。 そして、そういった接点の多様化は、サービスで何か問題が起きている時、その問題が必ずしも一つの接点で完結する話ではなく、様々な箇所で、様々な要因が関係し合いながら発生している可能性があることを意味しています。 逆に言えば、ユーザーが「心地よい」と思えるサービスを実現するためには、様々な接点の裏側にあるサービス提供側の仕組みも含め、包