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沖縄に向かう飛行機の中で、時間の使い方について考えた

いまは羽田空港を出て空の上にいる。

iPhoneは機内モードだ。

昨日、ドミニク・ローホー氏の
本を読んでから、

何もしないでいることの
大切さに気がついた。

隙間時間も活用しないといけない
というのは思い込みで、
むしろ僕らは隙間時間を
隙間時間として楽しむべき
なのかもしれない。

一般的なビジネス書や
ビジネス系のインフルエンサーは
隙間時間の活用について
よく言及している。

「5分あればメールに返信できる。」
「電車の中では耳読書でインプット。」

そんな言葉をよく聞くし、
僕はそれをやった方がいいものと
思い込んでいた。

でも最近は違うと考えている。

もちろん隙間時間で
仕事をすることで
ビジネスを円滑に進めることは
できるだろう。

相手への返信も
早ければ早いほどがいい。

しかし、
電車の窓から見える夕陽を見落としたり、
川のせせらぎに耳を澄ましたり。

そういう自然の中のできごとは、
見逃してしまうのではないだろうか。

スマートフォンではなく、
自然の景色に目を向ける。

耳読書ではなく
街の音に耳を澄ます。

私は隙間時間や通勤時間に
何もしないで過ごすようにしてから、
1日を長く充実したものに
感じるようになった。

今までは常にインプットや
仕事に追われ、
何かをしていなくてはならない、
という強迫観念があったのだ。

寝る前には疲れ切っているが、
あれもこれもやらなくては
という気持ちで過ごした1日よりも、
ちょっと夕陽を眺めたりした
1日の方が満足感があることに
気がついた。

耳読書やメールの返信は
スマートフォンに目を向ける行為だ。

スマートフォンは使えば使うほど、
私たちを目の前の現実から遠のけてしまう。

スマートフォンを通じて、
どこの誰とでも繋がれる時代において、

誰ともつながらずに
目の前の現実と向き合う。

そんな時間は誰もが必要と
しているのではないだろうか。

Shinichi

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