ラグビー大学選手権 準々決勝 京産、慶應との激闘を制す 次は早稲田
みなさん、こんにちは。しんまるです。
忘れないうちに、昨日、大阪のヨドコウ桜スタジアムで行われましたラグビー大学選手権の準々決勝、京産と慶應の振り返りです。
帝京と同志社の試合は帝京の圧勝でしたが、他の3試合はどれも最後まで勝敗の行方が分からないすごい試合でした。
本当は現地に応援に行きたかったのですが、コロナに罹ったこともあり、Jスポーツのオンデマンドでの応援です。所用で試合開始には間に合わず、前半15分くらいから観戦。スコアは京産7-0でリード、ちょっとホッとしましたが、そこからは前半の最後くらいまでずっと慶應のペースでした。連続で3トライされます。スコアは7-19で京産ビハインド。
試合前の私の予想は、ある程度差をつけて京産の勝利。しかし、不安要素もありました。慶應が大学選手権の初戦の流経大に完勝したこと、対抗戦で明治や帝京に完敗したチームとは完全に別のチームでした。とにかく、試合運びがとても上手い。また、京産は過去に大学選手権で慶應に勝ったことがありません。直近の2年前も完敗しています。
悪い流れの中でしたが、キックオフ直後のラックから怪我からフナキ選手が持ち出してトライを返します。さらに、前半終了間際、慶應ゴール前でシンビン(反則による一時退場)ペナルティでここはPGかなと思ったところでスクラムを選択。最後はBKに回して辻野選手、よくぞタッチ間際で味方にパスした、すごいスキル。パスを受けた土永選手が相手をかわして同点トライ。難しい角度からのGKを成功させた西仲選手。逆転して前半を終えます。
途中何度もイライラしたのが、視聴者が非常に多かったのか画面が何度も止まったことです。ライヴなのに何度も戻して再度、入り直すという。。。視聴者が予想以上だったのでしょうが、これはJスポーツの責任でしょう。
さて、風上の後半も先にトライを取って、さらに先発復帰の三木選手のスーパーチャージからのトライもあり、これで行けるかなと思ったのですが、両方ともGKを外したこともあり、スコアは京産31-19でリードながらも、やや微妙な感じ。その後は、慶應のスーパータックルあり、京産のラインアウトでのミスもあり、痛かったのは慶應ゴール前でのスクラムで最後は逆に京産がペナルティを取られてあっという間に京産ゴール前まで攻め込まれます。
何なんでしょう、この慶應の切れない強さ。言わずと知れたラグビーのルーツ校、対抗戦を戦ってきた強さ。何よりも選手個々の心の強さを感じました。
そして、後半30分を過ぎて、京産の痛恨ともいえるシンビンからの認定トライ。スコアは京産31-26。非常に嫌な流れです。残りの10分弱を相手より1人少ない14人で戦わないといけません。この悪い流れで慶應が自陣ゴール前で反則。西仲選手が確実にPGを決めて、スコアは34-26。直後のキックオフから慶應は果敢に攻めてきます。最後はBKが一人少ない状況を活かして慶應がトライ、その後の難しい角度のGKも中楠選手が決めてスコアは京産34-33です。1点差です。トライでもPGでも逆転可能です。しかも、人数はひとり少ないまま。まだ、時間は4分弱あります。
それを救ったのは京産の選手全員のひたむきなタックル、絶対止めてやるという気迫。最後はスクラムから外に蹴りだしてノーサイド。激闘でした。
慶應の強さを改めて感じました。でも、それを最後に跳ね返した京産、次は去年と同じ国立での準決勝、相手は早稲田です。夏合宿の練習試合では完敗しています。ひたむきに行きましょう。応援しています。
その他の激闘の試合について一言。
筑波vs東海、これぞラグビーという試合でした。これでもかという身体のぶつけ合い、今期の筑波のスローガンである「バチバチ」を両チームに感じました。
早稲田vs明治、早明戦は怪我で出場できなかった早稲田の相良主将の熱と冷静さ、明治の石田主将の試合後の涙。。。もらい泣きしてしまいました。
大学選手権、熱すぎる
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
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