やっててよかったことm(__)m
私は幼い頃から挨拶や他人の気持ちを大切にするなど、礼儀作法について両親に厳しく育てられました(当時は超絶嫌でした)。日本人の礼儀作法は海外からもよく称賛されています。日本の礼儀作法はいつ頃から始まり、私たちの生活に根付いてきたものなのか気になって調べてみましたので紹介します。
礼儀作法とは
礼節の国、日本とよく言われていますが。皆さんは「礼儀作法とは・・?」と聞かれた時、なんて答えますか?日本の礼儀作法は、価値観や習慣の違い、立場の違う人間がお互いに気持ちよく交流を行うための行動模範だと考えられています。数年前に「おもてなし」という言葉が流行しましたが、まさに礼儀作法と「おもてなし」というものは切り離せない物となっています。核家族の時代で、なかなか日本固有の文化や考え方など、様々な点で理由で継承しにくくなっていますが、もう一度日本の礼儀作法を勉強しなおす時なのかもしれません。
礼儀作法の発祥
世界でも称賛される、日本人の礼儀作法。いつまでも後世に伝えていきたい大切な文化の一つです。日本人の精神はよく「和」の精神を持っているといわれていますが、では「和」の精神というのはいつ頃生まれたのか、これは聖徳太子時代までさかのぼり、飛鳥朝廷で働く人達の間で広まった「和をもって貴しとなす」という言葉がルーツとなっています。では具体的に庶民の生活に自然に習慣として、礼儀作法が広まったのはいつ頃?それは、江戸時代にはいり「士農工商」の身分制度ができてからだといいます。儒教思想が浸透し家の中では「家父長制」が広まった頃、社会的秩序をもたらす為にできたのが礼儀みたいです。その礼儀が現在の私達の生活全般までに浸透していったわけです。現代では西洋の文化の見識も広がり、礼儀作法も和だけではなく和洋折衷のいいところどりになっています。昭和に入ってからは、礼儀作法が冠婚葬祭にも取り入れられるようなりました。そのためか、礼儀作法は「知っておかないと恥をかく」だとか「堅苦しい」、日本人の中でも「礼儀作法は難しい・・」と負のイメージが浸透しているのも否めません。けれども、決して礼儀作法はまどろこっしいものではありません。本来の意味として相手に対しての真心の表出だということを忘れてはいけません。核家族時代になり少しずつ、日本人の礼儀正しさが失われつつあるような気もします。
礼儀作法を大切にする人は成功する
みなさんは数年前に公開された映画「キングスマン」を見たいことはありますか?この映画を見た人はすぐに気づくとは思いますが、ストーリーの中に度々登場する主人公の決めセリフがあります。それは「マナーが人を作る」です。生れや出生地にかかわらず、相手を想い、きちんとした言葉遣いや丁寧な態度が、あなたの品格や性格を作るということです。あなたの周囲の方で、周りから評価を受けている人はいませんか?その人を思い浮かべてみて下さい。周囲に対して礼儀を忘れずに行動している人ではないでしょうか。なぜ、その人は好感を受けているのでしょうか。礼儀正しいと評価を受けている人は、挨拶ができ、言葉遣いが丁寧です。また返事をきちんとするうえ、感謝ができる人だと思います。TPOに合わせた対応ができると尚更評価は高いでしょう。今いち、想像が難しい方はビジネスシーンでのマナーを思い浮かべてみてください。ビジネスマナーは「相手を立てること」が基本になります。役職や年齢にかかわらず、仕事が円滑に進むことはお互いにとって気持ちがいいことです。職場において相手を軽んじてモラハラ、パワハラ、セクハラ発言をしていたら、やはり周囲の雰囲気はおろか、自分の評価も下げてしまいます。
礼儀礼節が大切な理由
礼儀礼節が大切な理由を考えてみました。ここまで、礼儀は相手に対する思いやりだとお伝えしてきました。礼儀はパーソナルスペースを尊重する意味でも大切です。「衣食足りて礼節を知る」という諺がぴったりです。自分の心に余裕があってこそ、相手を尊重できるそして自分も大切にできる。そんな生活ができたら、このストレス社会に生きていく私達にとって素敵なことだと思います。また、礼儀礼節を心掛けることで、空気を読み取ることができ相手との距離感がうまく保立てるので、パワハラやモラハラをすることも、被害を受けることも避けられると思います。ただ、私達も人間なので相手の不道徳な態度に怒りたくもなると思います。その時は、一歩下がって自分の心を大切にしてあげて下さい。そしてその場に合った対応してみては如何でしょうか?
今までの人生で他人を大切にしないと自分も大切にされない、自分に優しくないと他人にも優しく出来ないなど、礼儀礼節を心がけることの大切を節々で感じています。今後もプライベート、仕事に関わず続けていきたいと思っています。