【これはただ、1人のソシオパスによって計画通りな"殺人"】
タイタン事故について改めて思う事
タイタン事故について初めて知る時、皆可哀想だと思っていましたが、あれからいろんな情報と触れた上で改めて思う、可哀想のは乗客だけで、あのCEOは人殺しと言っても過言ではないでしょう。
【世間でバカにされる理由はここにあった】
事故後に私が意外だったのは、海外でこの事故を嘲笑いのようにいろんな風な動画がネット上で溢れていた。人が死んでるのに、そんな風にイジるなんて...と思ったんですが、その理由も徐々に納得していく。
「安全なんて無駄だ。ただ安全でいたいなら、ベッドから出ず、自動車にも乗らず、何もするなという意味だ。ある時点で、人は何らかのリスクを負うことになるだろう。全くリスクとリターンの問題だ」と、操縦をしていたラッシュCEOは CBSのデービッド・ポーグ記者との2022年のポッドキャストで安全性について自身の価値観をそのように語った。
【見えるリスクと見えないリスクの意義は全く違う】
正直、生きるためのリスクについて、私も彼と同じ考えです。「人生毎日が冒険で、死ぬ時は死ぬんだ、いくら頑張っても避けられない。」ただ、ただよ、それはあくまでも安全対策について基本的な努力をした上での偶然性な話。タイタン事故は、偶然ではなく、最初から必然だった!
そう、タイタンの事故は、生きるリスクの確率の問題とはかけ離れ、いつか必ず起こるリスクをただ見て見ぬふりで待つという時間の問題に過ぎなかった。私の怒りをもっとわかりやすい例えで言えば、必ず切れてしまうロープだと知りながらバンジージャンプするのと、基本的に切れる事はないが運が悪く切れてしまう事もあるかれしれないと知りながらバンジージャンプするの全く意味が違う。
タイタンのCEOは、見えるリスクを無視し、乗客を乗せてさらにそれを金儲けにした。
事後の会社声明により、乗客達はリスクを理解して生死書に署名した上での参加だから我々に非がないと主張。でもな、乗客達は本当のリスクを理解したとは思わないし、彼らが日々背負ってるのは見えないリスクであり、見えるリスクを背負わされてると自覚した上での署名とは考えられない。そもそも耐圧ではない設計や素材、問題抱えてる通信機、必要な点検もしなかった上嘘な宣伝文句などあまりにもずさんな危機管理、これらを全て知った上での署名なんて、自殺願望ある人以外乗ろうと思う訳がない。
【リーダーに選んではいけないソシオパス】
"安全なんて無駄だ"、一人の身勝手な“美学”で、関係のない4人の命を危険に晒し、結果的に道連れにした。あまりにも無責任で、愚かで、自己陶酔で典型的なソシオパスCEO ストックトン・ラッシュ氏、彼の名はタイタニック号の遭難者と真逆の意味で永遠に人類の歴史に刻まれる事になるでしょう。最後に、彼の献身的な教訓のお見本に感謝しましょう。
亡くなった4名の乗客に、ご冥福をお祈りいたします。
(PS: 今回の事故について非常に分かりやすくまとめてくれた動画です https://youtu.be/YvnU98dsL9o)