病院での待ち時間をどう過ごすかについて
僕は月に1,2回くらいのペースで病院にお世話になってるんだけど、いつも悩んでしまうのが、「病院での待ち時間をどう過ごすのか?」ということである。
どのくらい悩むのかというと、あまりに考え込みすぎて予約の時間に若干遅刻してしまうほどである。
予約制といっても、どのくらい待つことになるかは日によってマチマチで、30分くらいですんなり済むこともあれば、2時間待ったりすることもある。
待合室にいる人達は当然何かしらの病気に罹っているし、僕も病気に罹っているからそこで待っている。
すると、待合室に漂う雰囲気には、そこに物憂い緊張感がある。
皆自分の順番が回ってくるのを待っているし、看護師さんは忙しそうにしてるし、何より自分自身も順番が回ってくるのを待っている。
スマホでSNSとかボケーっと眺めているのも良いんだけど、これは時間を浪費している感じがする。
普段から時間を浪費している癖に、コイツは変なときに変に有意義に過ごそうとするヤツなんですね。
そこでたどり着いた答えが「何度も読み返した短編集」である。
これなら1つの作品を読み切るのに15分もあれば済むし、何より以前に読んだ訳だから、集中できなくても話の筋は覚えているから問題ない。
それに作品を読み終えたときの読了感もある。
そしていつの間にか時間が経って、自分の名前が呼ばれる。充実感もあるしなかなか良いです。
皆さんもお試しあれ。