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有益な議論をするためにできること
こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
有益な議論
仕事の会議などで良い議論ができれば、優れた解決策や、次の行動が導き出せるので、とても有益な結果を得ることができると思います。
議論をするためには。色々な意見を持っている人たちが集まって話し合う必要があります。
話し合うのですから、大枠のテーマや導き出したい解決策についての議題を提案することになると思います。
とりあえず議題を出して、フリーで議論するというのでも良いと思います。
しかし、もう一工夫して、そうした会議でなるべく有益な議論ができるようにするためのヒントがあります。
事前に調べた内容
そのヒントというのは、
「事前に調べた内容を説明する」
というものです。
これは、特に議論する相手側からより多くの情報を引き出すために有効な手段となります。
例えば、自分たちがいる場所とは別の地域のマーケティング戦略を考えたいとします。
自分たちはその地域にいないので、当然その地域にいる相手側の方が情報をたくさん持っています。
従って、この議論では、相手から色々と情報を得て、その地域にあった戦略を考えたいところです。
ここで事前に相手側の地域のことを調べて、ある程度自分たちで仮説を立てた提案をいくつか作成します。
議論の冒頭でこれらを説明しだすと、おそらく仮設が機能しなかったり、前提が間違っていたりするところなどが出てくると思います。
こうなってくると相手側の方が詳しいので、色々と修正案や新しいアイディアを聞くことができるでしょう。
これらの提案は最初から採用されるのが目的ではなくて、有益な議論をするための呼び水として使うようなイメージです。
このように、議題だけで進めるよりも、こうした事前の資料があると、比較的議論が活発となり、様々な情報が得られて有益な結果を得られる可能性が上がると思っています。
情報をギブする
事前に情報を調べてそれを説明するということは、相手側にまず情報を提供(ギブ)しているということになります。
これは他にも色々と良い面があります。
例えば相手側も説明を受けていると、「事前にこんなに調べてくれているのか」と感心しますし、こちら側も何か提供しなければいけないという気になります。
この気持ちが議論を活発にし、より良いアイデアが生まれるようになってくるのです。
人情としてやっぱり相手が先に一生懸命色々やってくれたら、こちらもそれ相当か、それ以上ぐらい提供してあげたい気分になるものです。
このように実質的な面だけでなく、心理的な面でも効果があると思っています。
これからも有益な議論をしたい時は、事前に色々調べた資料を説明して、議論を進めていきたいと思います。