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TaskChuteCloudを使っていると時間の使い方が上達していくのは「すべての時間に名前をつける」から。

こんにちは。田中新吾(通称:タナシン)と申します。

タスクシュート認定トレーナー養成講座の第一期生で、最近は自分らしい時間的豊かさを日々追求しております。

愛用品はTaskChuteCloud(Web上で動くタスク管理ツール)。

PC版ですと以下のような見た目をしているアプリケーションです。

https://blog.taskchute.cloud/

利用歴はざっくり4年くらい、といったところでしょうか。

今やもうTaskChuteCloudが無い人生なんて考えられない。

「No life No taskchutecloud」です。

前回は「アントニ・ガウディとtaskchutecloudの関係性」についての記事を投稿しました。

今回はまた別の切り口で「TaskChuteCloudを使うことで、時間の使い方が上達するのは「すべての時間に名前をつける」から。」という話について書いてみたいと思います。

「時間に名前をつけるってどういうこと?」

「時間の使い方、上手くなりたいなー」

こんなことを思った方にオススメの記事になっていますので、もしよければ最後までお読みいただければ嬉しいです。

名付けることで、人は深く思考や感情を及ばすことができるようになる

早速話が変わってしまい恐縮ですが、私は他者を勝手にメンターにする癖があります。

みうらじゅんさん」はそのうちの一人。

改めて説明するまでもないと思いますが「ゆるキャラ」「マイブーム」などの生みの親として知られるネーミングの大家です。

ネーミングの仕事を依頼されることがある私としては、この方の存在は避けては通れない。

更に横道に逸れる話ですが、妻の趣味で家にいるハムスターも、無数にあるぬいぐるみも、すべて私が名付けを担当しています。

さて、そんなみうらさんがしたネーミングの中で、私が最も好きなエピソードが「おならプープー剤」という名前。

もう随分前のワイドショーでの出来事ですが、彼が「覚せい剤」の呼び名について持論を展開する場面がありました。

みうらさんはそこで「覚せい」という言葉がかっこ良すぎるのがよくない。

もっとネーミングをダサくすればみんな使わなくなると言及したのです。

そして、みうらさんから生み出された名前が「おならプープー剤」。

「え?」と思った方もいるかもしれませんが、真面目にそう言っていたのを今でも覚えています。

覚せい剤を、今日から「おならプープー剤」という呼び名にして、あらゆるメディアが色々なところで言ったら、バカらしくて覚せい剤やらなくなりますよ。

ちなみに「暴走族」もかっこ良すぎるから「おならプープー族」にしてしまえばいい。

みうらさんは、本気でこう言っていました。

そして、私はこれを受けて「確かに!」と大きく膝を打ち、名付けの重要性をあらためて認識したのでした。

そんなみうらさんは著書の中でこんなことを述べています。

ここ数年ブームが続いている「ゆるキャラ」も、私が名づけてカテゴリー分けをするまでは、そもそも「ない」ものでした。

元々は、各地方自治体や団体が独自に作っていた単なる「着ぐるみ」だったものが「ゆるキャラ」となった今、もう私の手など及ばないほどの一大産業となりました。

(中略)

「ゆるキャラ」と名づけてみると、さもそんな世界があるように見えてきました。

統一性のない各地のマスコットが、その名のもとにひとつのジャンルとなり、先に述べた哀愁、所在なさ、トゥーマッチ感、郷土愛も併せて表現することができたのです。

すなわち、今はまだ存在しない新たな概念であったとしても、名付けることで人は深く思考や感情を及ばすことができるようになるということ。

これが名付けの持っている大きな力だと私は思います。

そして、これだけ大きな力を持つ名付けですから「名は体を表す」という古くからの言葉があるように、名前が中身を強く引っ張るのかなと。

これまでにも色々な方にお伝えしてきたことですが、名前は自分が思っている以上にめちゃくちゃ大事だと思っています。

時間の使い方において大切なのは、今、自分はこの時間を何に使っているのかを意識すること

で、最近こんな投稿をX(旧ツイッター)にしました。

名前が重要というと、会社名、商品名、ブランド名あたりを思いつく人が多いと思うのですが、これらに限らずあらゆる概念に対して重要だと言いたいわけです。

例えば「素手でトイレ掃除」で知られる、カー用品店イエローハットの創業者 鍵山秀三郎さんは「命が吹き込まれた道具には血が通う」ということで、箒や塵取りなどあらゆる道具に名前をつけています。

命を吹き込むように名前をつければ、どんなチープな箒でさえ、名付ける前は思いもしない思考や感情が及んでいく。

そして、もうお気づきかと思いますが「お金」や「時間」も同一です。

1,000円ぽっちのお金が「お年玉」という名前がついた瞬間に、子供たちにとっては急激に価値のあるものとなり、それを大事に使おうという思考に切り替わる。

この経験は多くの人に通じることなのではないでしょうか。

そして「時間」も全く同じなんです。

時間にも名前をつければ、そこに思考や感情はしっかりと及ぶようになる。

意識しないとピンと来ないことだとは思うのですが「平日」と「休日」という時間の分け方も時間に名前をつけている例だと言えます。

この日は平日、この日は休日というように名前があることで思考が切り替わる。

文筆家の松浦弥太郎さんは著書の中で以下のことを述べていました。

時間の使い方において大切なのは、今、自分はこの時間を何に使っているのかを意識することです。
時間の無駄使いは、驚くほど簡単にできてしまいます。
だからこそ、どれだけ意識できるかで人生は大きく変わってくるのです。
(太線は筆者)


今現在の私はこの言及に心から同意することができます。

そして、1日のタスクのすべてに、数分単位で時間に名前が付けられ、その時間について思考や感情を及ばせることができるツールこそが、私が愛用している「TaskChuteCloud」なのです。

ちなみに、今この記事を書いている時間には「noteの執筆を進める」という名前が付いています。

※実際には「noteの執筆を進める:30分」×3日という時間の中で、企画〜構成〜執筆を進めました。このnoteに関しては3日かけて1本書いている感じです。

こんな具合に、1日に実行するすべての時間に「タスク名」という名の名前をつけることができるわけです。

今の私の場合、朝起きたところから就寝するまでのすべての時間に名前が付いています。

ですから、どんなに短い時間であっても意識的になることができ、思考や感情が深く及んでいくので、TaskChuteCloudを使えば使うほど、時間の使い方が上手くなっていく。

ちなみに「todoリスト」はタスク名が連なるリストにはなっていますが、時間とセットにはなっていないため、時間に名前をつけているとは言えません。

ゆえに、todoリストによるタスク管理を行い続けても時間の使い方は上手くはなりにくいのかなと。

思うに、時間を意識するのは人間一人の力では相当難しいこと。

少なくとも私に関してははっきり無理だと自信をもって言えます。

私はそんなにできた人間じゃない。

でも、意識的なれるツールが目の前にあればそれはまた別の話。

TaskChuteCloudに出会うことができて本当によかったです。

「目の前のタスクに集中することができないよー」

「時間がないよー」

と感じていらっしゃる方がいましたら、一度でもいいのでTaskChuteCloudを試してみてください。

もしかしたら今までとは大きく違う人生が待っているかもしれません。

※何か聞いてみたいことがあればX(旧Twitter)のDMでお気軽にご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

引き続きTaskChuteCloudを通して、自分らしい時間的豊かさを追求していきたいと思います。

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田中新吾|ハグルマニ
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