見出し画像

映画『1秒先の彼』の劇伴音楽

今日7月7日公開の映画『1秒先の彼』の劇伴音楽を担当させてもらいました。監督は山下敦弘さん、脚本は宮藤官九郎さん。

山下監督とは2018年公開の『ハード・コア』で初めてご一緒させてもらい(この時はOvallの3人で担当)、その後の短編『idle time』『モダンラブTOKYO』に続く4度めの作品。

山下監督の作品には空間や無音がとても意味を持っている静かな側面と、大胆に(時には面白おかしく)音楽をぶつけていくような動的な側面とのコントラストがあって、音楽を作っていく(映像に入れていく)のがとても楽しく、また時には非常に難しいこともあります。しかしそれもやり甲斐。


作り終えてやっと肩の荷が下りたと思ってしばらくしていると、またあのなにも音がのっていない映像に音楽をつけたいなぁという衝動に駆られます。
台本を読み映像を見て、そこにたったひとつ音を入れると途端に映像すべての印象が変わる。とても責任重大だし、それだけ面白い仕事だなぁと毎回思います。

いつも声をかけていただくプロデューサーの根岸さんにはとても感謝しています。前田弘二監督の2021年公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』でもお世話になりました。
とにかく経験豊富な方なので、劇伴音楽というものに未熟な自分にとっては本当にいつも勉強させていただいています。


ということで、今回もとても素敵な作品に参加させてもらえて光栄です。
メインテーマをはじめギターもたくさん弾いてますのでぜひ劇場でご覧になってください。幾田りらさんの主題歌も最高です。

映像も綺麗で、きっと京都に行きたくなると思いますよ。





目指せ書籍化📓✨ いつかライブ会場のグッズ売り場にエッセイ集を平積みにしたいと思います。