白黒はっきりしたい人

こんにちは、守屋です。

ある業界で働くエリアマネージャーの方とお話をする機会がありました。その方は店舗の店長としてプレイングマネージャーをしていました。しかし、店舗数の拡大とともにエリア全体を任される形になりました。

「今までは店舗だけだったけど、これからはエリアを任される立場なので自分の考えや方向性なども従業員にどんどん伝えていきたい。それに対して理解を示さない人は辞めてもらっても全然かまわない。」

と言っていました。表情を見ていても、新しい立場となる以上、覚悟を持って取り組むという強い意志を感じることができました。

白黒はっきりさせる。その前にジャブを打っておくことはリスクヘッジに。

「辞めたければ辞めていいよ。」と、感情に任せて発言する人が世の中には多数います。もちろん計画性がある、またはすでに何度も伝えているにも関わらずという状況であれば仕方ありません。

もしもその時の気分や”なんとなく嫌いだった”という論理が無いのに白黒はっきりさせてしまえば、上の立場の人間として説得力は無くなります。

さらに言えば部下は「この人はその時の気分で判断を変えたりする。」と認識されてしまいます。

ではどうするべきかと考えたとき、論理的に物事を考えることはもちろん、ジャブを打っておく必要があります。

「辞めていいよ。」という前に、何度もその人に対して声掛けをしておきます。「私は何度もあなたに対して注意していましたよ。」というジャブがあれば相手も「辞めていいよ」と言ってきた理由に少しは納得するはずです。

また周りに対してもそういう態度で接していたよ。というのを示すことにもなります。白黒はっきりさせたい。曖昧にしたり中途半端な状態のままにしておくことがもどかしいと感じる人もいるかも知れません。

ですが感情に任せる。もしくは論理的であっても突然伝えてしまう。ということを繰り返してしまうと、周りから恐れられて良好なコミュニケーションを取ることが出来なくなります。

ぜひ白黒はっきりと気が済まない。と思う人は、状況によってジャブを打っておくことを覚えると良いかも知れません。

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