2020年!ハッピーオリンピックイヤー!~オリンピックのパワーを感じる体験ふたたび!
あけましておめでとうございます。
本日から仕事始めです。
正月に姪っ子が、だいぶ以前に渡した何年も前のアスリートブランドのパンフを引っ張り出してきて、
「2020年ってオリンピックのこと?」
「2020年にオリンピックがあるということを予言してたの?」
と訊かれました。
もちろん予言していたというそんなことはなく、
正確に思い出せないけど、この背表紙は、7年前にオリンピック東京開催が決定したあとに考え、デザイナーに頼みました。
留学して語学、海外経験を身に着け、卒業し、あるいは留学中でも一時帰国して、日本に帰ってきて、世界中から集まるひとびとをおもてなしする。そんな人を一人でも増やしていって、みんなで一緒におもてなしをしていきたい。楽しみたい。
そんな思いで、この言葉を背表紙に載せました。
現在、アスリートブランド短期・長期プログラムでサポートした選手で、日本代表選手入りした方はいません。この先もどうかわかりませんが、もしかしたら、もしかしたらあるかなぁ~。どうだろう~
選手以外ではトレーナー、マネージャー、スタッフ、通訳、日本あるいは他国の代表としてあるいはパーソナルでかかわるアスブラ生がいるかどうか。どうだろう。
でもオリンピックスポンサー関連、プロモーション、メディア等、もっと大きなくくりのオリンピック関連活動では、すでに関わっているアスブラ生もいるほどで、これからもっとでてくるかもです。
おもてなしは仕事だけではありません。
チームメイト、クラスメイト、寮の仲間、ホームステイ時代のホストファミリー、先生、コーチ等々、留学時代の仲間・恩師・お世話になった方々が、オリンピック観戦にやってくる、なんてことは大いにあり得ることでしょう。
俺、チケット外れたけど。。
もてなすホストとして、チケット持っている持ってないは関係ない。自分たちが海外に行った時を思い出せばわかると思うけど、むしろ試合以外の場面でのアレンジ、コーディネート、ヘルプが、とってもありがたく、そしてその組み合わせが楽しさを何倍にも増幅させるのです。そしてそれはもちろん、もてなす側も楽しい思い出になることでしょう。
24年前の1996年。アメリカのアトランタでオリンピックが開催されました。僕は幸いにも前職ミズノでオリンピックプロジェクトのメンバーとして仕事をさせてもらう機会をいただき、半年前からアトランタに転勤。
大会前、大会中と練習会場、試合会場、事前合宿地、選手村、祝勝会、各種パーティ会場等、運転手から雑用まで何でも屋でこなしながら駆け回りました。
アトランタ五輪はまさにコンパクト五輪。陸上、野球、サッカーは少し離れてますが、それ以外のほとんどがオリンピックパークを中心としたダウンタウンエリアに競技会場や関連施設が集まっていました。
しかし当時のアトランタダウンタウンは全米指折りの治安の悪い都市。ミズノのオリンピックでの拠点となるサービスセンターもダウンタウンに設置となるため、郊外のオフィスからしょっちゅうダウンタウンに通っていましたが、そこからちょっと離れると怪しげな、危険な香りがプンプン漂う通り、エリアが至る所にありました。
「あそこは昼でも行っちゃいけない」「車を降りないほうがいい」というエリア。
昼でも行っちゃいけない場所
そんなの日本ではないですよね~。考えられない。
でも行くとそういうところ、ほんと、いやな雰囲気漂っているんです。。
こんなところでほんとうにオリンピックが開かれるのか。。。。という不安もあったけど、それよりも、
VIPを乗せてこういうところで迷わないように、道を覚えておかなければとナビのない時代、地図と実際の通りを見比べながら頭に叩き込んでいました。
そして迎えたアトランタオリンピック。
オリンピックパーク周辺は人・人・人
日本のお祭りと大みそかと歩行者天国が一緒に来たような人の多さと盛り上がり。でもストレスのある混み具合ではまったくなく、まさに「お祭り」という形容がふさわしい、みんな笑顔でオリンピックの雰囲気を楽しんでいるかのように、わいわいと歩いている。それが昼だけでなく夜までずっと続く。。。そんな状況
車社会+治安の悪い=人は歩かないこの街でこんなに大勢の人々がゆっくりと歩いている、という光景にはほんとうに目を疑った。信じられなかった。
これが現実なんだと悟ったとき、
これこそがまさにオリンピックのパワーなのだ。
と、オリンピックのすごさを実感し、大いに感動した。
実際に現地入に居合わせたアトランタ五輪では、
金メダルを争う試合(たくさんの素晴らしい試合が繰り広げられたが)よりも、
人の群れの光景で感動した。
そんなインパクトが根強く僕の中にこびりついている
そして、2020年の今年、いよいよ東京でオリンピックが行われる。
あの感動がまた体験できるのだ、
そう思うとゾクゾクする。
日本の仲間、
海外でお世話になった方々、
そしてもしかしたら新たに友達になるかもしれない世界からくる人々と
一緒に盛り上がるオリンピック。
楽しみです。
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