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雀荘メンバー 厳しすぎるルール
私が働いていたお店の厳しすぎるルールを紹介します。そのルールのおかげで、マナーはトップクラスで良い自負があります。(自画自賛。)
・お店の基本ルール
三人麻雀、35000点持ち40000点返し、⑤5全赤、華牌あり、アリアリルール
①3秒以上の長考はテンパイ申告
このルールは私のお店以外で聞いたことがありません。出あがりできるかどうかも申告する必要があるため、申告する側は辛いです。ゆえに、牌がくる前に色々と想定して押し引き判断を考えておく必要があります。ただどれだけ爆速の打ち手でも、どうしても悩む局面はあるので、このルールからは逃れることはできません。
さらに清一色の長考は清一色の申告が必要です。私は申告したくなかったので、即立直が打てるように家で清一色の勉強を粛々としていました。ただ難しい形がきたときは、絶対に悩んでしまいますが。
このルールが体に染みついてしまい、大学の友達と麻雀するときもテンパイ申告をしてしまい、ドン引きされた経験があります。笑
②ツモ牌を手牌につけると和了できない
このルールは他のお店でも聞いたことがあるかもしれません。私は入店したての頃は、何度かやってしまい、チョンボになったことがあります。(チョンボは倍満払い)
10年経った今でも覚えているのが、地和逃しです。第一ツモを手牌に入れて理牌するとアガっていましたが、手牌に入れてしまっています。自分に甘い私はマスターにアガってよいかと聞くと、『手牌に入れてるから無理!はやく切れ!』と返答。ちなみにフリテンのアガリはできないので、雀頭部分を切る羽目に。。
この出来事をきっかけに、天和、地和を逃さないためにも第一ツモ前に理牌をするようになりました。このおかげで?、去年は少牌マイティで地和アガることができました。
③見せ牌はスジもあたるか申告する必要あり
自分がさらしてしまった牌が見せ牌となり、一応申告をすればアガることができますが、スジも申告する必要があります。例えば、4をさらしてしまうと1、7が当たるか言わなければなりません。これを忘れて、上がってしまうとチョンボで倍満支払う必要あります。
今でも見せ牌をしてしまうことがありますが、その際は絶対にスジも当たるか申告してしまいます。(たぶん堂々と麻雀打ちたいのでしょう。)
この対策は簡単で、ツモ動作をゆっくりするだけで改善されます。
④25分以上の対局で100円罰金
これ、やばかったです。メンバーはお店の売上をあげるために、できるだけ卓を回す必要があります。普段テンポの良い私ですが、お店に入ってからは爆速モードに入りました。(このせいで私の打ち方を狂いました・・・・)
リーチ後の牌の確認が爆速で、何度か和了牌も切ってチョンボになったり。ツモ動作の爆速で、ポン材があるときとないときで速度が異なり、手牌が透けてしまったり。この爆速時代があるからこそ、長考するマナ悪への風当たりが強くなった要因かもしれません。
以上となります。このルールのおかげで強くなれたこともあるし、最近になって爆速打ちよりも細かく考える必要性を感じることができました。厳しいルールは、必ず自分の成長につながります。厳しい環境で麻雀を打っている方を私は全力で応援します。今回もありがとうございました。