麻雀プロの思考
多井隆晴さんの本より、麻雀プロの思考について話させていただきます。多井さんの本ってほとんどがKindleUnlimitedで読み放題でおすすめです。麻雀戦術に関しては、下youtubeでご本人の解説があります。
・多井隆晴プロフィール
1972年3月17日東京都生まれ
5歳 麻雀に出会う
10歳 牌効率をマスター
18歳 証券会社に入社(24歳で退社)
22歳 アマチュアながら麻雀マスターズ決勝進出
23歳 日本プロ麻雀連盟に入会(34歳で退会)
35歳 RMU創設、代表に就任
46歳 Mリーガー選出
※書ききれませんが、多くの大会で優勝、タイトルホルダーになってます。
・主な著書
①多井熱、②麻雀無敗の手筋、無敵の麻雀
③必勝!麻雀実戦対局問題集、④麻雀・多井何切る
⑤初心者からぐんぐん強くなる麻雀何切る
①麻雀、人生、両方に大事なこと
2016年最強戦の決勝卓、打っている中で勝ちたい気持ち、今ここで打ててることへの感謝、いろいろな思いがごちゃ混ぜになった結果・・・多井さんは泣きました。結果は負けてしまいましたが、多くのファンが感動しました。
多井さんは振り返ります。体が小さいのに、背中を丸めて、卓にしがみつくように打つ僕のフォームは美しくない。でも不器用で一生懸命やっている感じはあって、その不格好なフォームだからこそファンの心に響いたと思います。
多井さんが鳴いた気持ちが少しわかります。はじめて雀荘で出会ったメンバーの人に憧れて、大学生のときに雀荘メンバーをはじめて、社会人になってからも麻雀の勉強を続けてました。最近、麻雀の帰り道に、かつて憧れていた人と同じくらい麻雀強くなったなと自分自身で感じたとき、私も自転車をこぎながら泣いていました。(不審者ですよね 笑)
あと本物の格好良さとは、きらびやかで洗練されていること以外にも、そこにたどりつくために不器用でも真摯な姿勢を取り続けることだと思っています。(重松清『きよしこ』の受け売りです。)
麻雀プロは格好良さ=感動を求められている部分がありますが、それは私のような普通の人にも相手を感動させることができるし、人生を面白くするために必要な要素だと思いました。
②“Rome was not built in a day.”
同じMリーガーである村上プロについて語っています。昔、村上は強いのに全然結果が出ませんでした。それでも彼は努力を怠らず、人よりも麻雀と向き合い続けました。その結果、麻雀界の第一線として活躍されています。
私もネット麻雀で天鳳八段、少牌マイティ少牌鬼になるまで麻雀の勉強をコツコツ続けました。必ず対局後に牌譜を振り返りをしたし、自分より上に段位の成績と比較して改善点を見つけたりしました。そんな経験があるにもかかわらず、人の華々しい結果を見ると嫉妬したり、一撃で私もその結果が欲しいと思ってしまいます。“Rome was not built in a day.”という言葉があるように、大きな結果が出すために日々の努力は大事ですね。
③無限にレベルをあげる方法
麻雀は努力するたびに経験値がほんの少し上がっていく、レベル上げの世界と述べています。(結果に結びつかない理不尽さもありますが・・・)
そしてその努力は考え方が似た人同士でサークルを作るのではなく、自分と全く違う考えの人と研究することが大事です。
まあ麻雀強くなりたいなら、強い人に話を聞くのが一番ですね。私が大学生のときに勤めていたお店のマスターによく麻雀の話をしました。でも今思うと、全然強くない人と話をして、強くない人の感覚を知ることも大事かなとも思っています。いかに多くのことに気づけるかが大切なので、いろいろな人とかかわり、自分の世界を広げないといけないと強く感じます。(Xやコメントでメッセージいただけるだけでも私は大変嬉しいです。笑)
ということで今回は以上となります。あと多井さんは『麻雀の研鑽だけでなく、人間的な魅力も磨いていかなければならない』と言っており、これは私淑する雀鬼桜井章一さんも同じことをおっしゃってます。(とても共感)
私はもっと麻雀も強くなりたいし、人間として成長したいです。そしてもっと多くの方と麻雀を通してつながりたいと思っています。少しでもご興味あればコメント、メッセージいただけると幸いです。https://twitter.com/sekibuuun
本日もありがとうございました!