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4話『理系国公立大学生が雀荘メンバーやってみた!』

4か月目から麻雀の負けが減り、純粋に麻雀を楽しめる余裕がありながら働けるようになりました。

特にいつも店に顔を出してくれる愛想の良いおっちゃんや、同じ年の元メンバーとは楽しく話ながら麻雀を打つことができます。

しかし、お客さんの中でも数人麻雀強者がいて、そんな人と麻雀を打つ時は常に緊張していました。

Oさんはお店の常連さんで、お店の中で勝ち組の存在で、よく高い手をあがっているイメージがあります。

そんな強そうなイメージが先行して、4か月たった時でもOさんのリーチは怖くて、いつもビビってオリ気味になってしまいます。

今でもフリー麻雀を打っていて、牌裁きが上手い人、麻雀が強そうな雰囲気の人に対して、ちょっと及び腰になってしまいます。笑

私にとってはマスターが一番の麻雀強者で、当時は絶対同卓したくありませんでした。

また立ち番の時に後ろで見ていると、私と打牌が全く違うことからあきらかに強者との間に何枚も壁があり、はるか高みの存在であるように感じてしまいます。

『負けを少なくしたければ強者との対局を減らすこと』でありますが、なかなか対局を避けれることが難しいと思います。

そのため、『強者との対局は自分を強くするための修行』と思い、その人との対局や会話から多く学ぶように心がけていました。

立ち番でその人の麻雀を見れるときはとてもラッキーです。

麻雀に見入ってしまい、マスターに『仕事しろ!』と怒られてしまうことがしばしばありましたが。笑

半年を過ぎたころからは大学の卒業論文に追われるようになりましたが、うまく両立して、無事大学卒業、雀荘のバイトも1年間やり切りました!

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