【GW特番】 社内の人から推薦してもらった本を読み漁ろうの巻 #1 「ビジネス基礎体力が身につく 決算書を読む技術」
GW、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は「GW期間で社内の人から本を10冊紹介してもらってそれを読もう!」という企画を勝手に1人で蹴り出したにも関わらず、大風邪をひいてしまい、まさかの5/3~5/4は寝たきりとなりました。
そんなきつい状態でも読みやすかった。そんな神本を一冊目としてアウトプットできたらと思います。
さとみなさんからご紹介いただいた「ビジネス基礎体力が身につく 決算書を読む技術」です!
マジで寝たきりの状態でも決算書の読み方を構造的に、理解できました
それではアウトプットどうぞ!
●あらすじ
本書は、「決算書って何?」というところからスタートし、企業の決算書に多い、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)を図解とともに構造的にわかりやすく学べます。
また、減価償却やのれんなど特有のケースも網羅しているので痒いところにも手が届く感じ。
特に「結局どういう企業がどういう状況なん?」っていうところは図示で、視覚的に学んでいくことを推奨していて、そのロジックも併せて教えてくれる一冊です。
●ポイント
もう図が分かり易過ぎてこれに尽きるやろっていうやつを添付しておきます。
①B/S
②P/L
③C/F
わかりやすい。
あとはC/Fがめちゃくちゃ企業状態の把握に便利なんだなと思いました。
また、「回収は早く、支払いは遅く、在庫は少なく」の意味もC/Fを理解すると当然のように大事だなと思えました。
●実践
Chatwork株式会社様
Chatwork株式会社様の決算資料から通期P/Lを抜き出してきました。
気になった点で言うと二つあり、売上総利益(粗利)の高さと営業利益率の低さ(販管費率の高さ)でした
粗利の高さは調べてみるとSaaS特有のものであり、だからこそ評価されるのだなと。
というわけで実は売上総利益(粗利)の高さも営業利益率の低さ(販管費率の高さ)も相場って言っちゃえばそこで終わりなんですが、一応、販管費の内訳も見てみました
これを見て一つ気づいた点というか、仮説が立ちました。
「これ営業人材の内製化めちゃくちゃ進んでいるんじゃないか?」
という点です。外注費をここまで抑えていて人件費にここまで使っているということは営業人材だけでなく、さまざまな人材を内製でやっているため、あとは教育をしていくという方針なのかなと思いました。、
採用もめちゃくちゃ上手いんだろうなと。
●明日から活かせる点
SalesXのP/Lだけでなく、B/Sなどを把握し、どこに特徴があり、どこに是正余地があるのか調べに行こうと思いました!
うちはトップラインを特に重視していますが、その中でもやはり経営目線だと営業利益も意識していかなければと思いました。
勝手にガンガンうちの内部の数字見に行こうと思います!
●終わりに
明日から何個も決算書読まないといけないなと思いました。
特に下記二つの力は何個も場数を踏んでいくことで養われていくのだろうなと実践をやっていて感じました。
・会社の状況を定量から推測する力
・その業種業態の歩留まり相場を知る力(今回で言うSaaSの営業利益率など)
さとみなさん、ご紹介ありがとうございました!👍
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