フリーランスの不安を煽りすぎな記事を読んで
先日、こちらの記事を読みました。
フリーランスエンジニアである私(月単価1m)からしても
概ね内容はあってるなと思いました。良い記事だと思います。
ただ、一部、不安を煽りすぎているような部分も見受けられたので、ちょっと反論してみようかと思います笑
前提として、エンジニアという職種のみに絞ってお話しします。
向いている人の補足
まず、フリーランスに向いている人の項目(https://note.com/makaibito/n/n3b8ede0226d8#0f36e87f-9ce0-4e23-a464-bd32a3f95de5)についてです。
ここは大体あってるなと思います。
あえて補足するなら、無限に働きたい人の逆で、全然働きたくない人も向いてるかなと思います。
フリーランスであれば週3だけ働き、月50-60万稼いで、あとは余った時間を個人開発や趣味に充てるといったことが可能です。
もちろん、クライアント先から信用されていることに加えて、少ない稼働日数でもしっかりとパフォーマンスを発揮しなければいけないのは大前提ですが。
正社員でも、週3,4とか勤務だけでOKみたいなところはあるとは思いますが、現状まだまだ少ないと思います。
向いてない人の部分への反論
本題の向いてない人の項目について、いくつか反論してみます。
単一の契約しかしない人、受けたくない人
この点に関しては、1つの案件でも全然問題ないです。1つの案件だと契約が打ち切られると怖いと言っていますが、相当無能な人じゃない限り、そう簡単にいきなり契約は切られません。ほとんどの場合、前もって伝えてくれるでしょう。また、仮にいきなり契約を打ち切られたとしても、少なくとも今のエンジニア不足の状況を考えると、次の案件もすぐ見つかります。自分で営業できない人やコネがない人でも、エージェント使えばすぐ見つかります。
なので1つの案件でも全然問題ないですし、何なら私は複数案件やってるときのほうが精神的に不安でした。脳の処理能力が分散してる感じがしてw
とはいえ、複数案件を同時並行的に進めることができるというのは、フリーランスのメリットでもあると思うので、全然いいと思います。知見も溜まりやすいでしょうし。
自身の営業力がない人
この点に関しても、エージェントさえ利用すれば、全然案件はいくらでも見つかりますし、過去に関わったクライアントさんから、仕事依頼の連絡が来ることもあります。
もちろん、引用記事の中でも言っている通り、それなりに需要のあるスキルや経歴を持っていることが大前提です。それがないのであれば、そもそもフリーランスは向いてないと思います。
(とはいえ全然実力のないフリーランスも全然いるから、なんとも言えないかも。w)
ただ、直契約のほうが稼げるし、クライアントからしても、そっちのほうが望ましいのは事実なので、直契約であるに越したことはないです。
バックオフィス業務が嫌いな人
これは全く持ってそのとおりです。とはいえ、今はfreee等の便利なサービスがたくさんありますので、実際そこまで辛くないです。不安だったら、確定申告の時期だけ、税理士さんを雇って、レビューしてもらえばよいですし。
クライアントワークをやったことがない人
こちらもエージェント使ってたら別に気ならないです。
ある程度実績あったら、普通に引っ張りだこです。
頼まれた以上のことをしたいホスピタリティの高い人
むしろこういう人はフリーランスでも全然いいと思います。私もこういうタイプです。フリーランスなのに責任感をしっかり持っていたり、能動的に動いたりできる人は、クライアントからの評価も高いです。
ただ、契約書にめちゃくちゃ細かく作業内容が書かれてる場合においては、余計なことはしないほうがいいかもしれませんね笑
末端作業のみを受けている人
この点に関しては、正社員においても同じことが言えると思ってます。無能な人も同じです。法である程度雇用が守られるとは思いますが、肩身が狭くなるので、居心地は悪いと思います。
また、AIの進化スピードを見ていると、上流の人も淘汰されるのも時間の問題なので、そのときはみんな仲良く生活保護でも受けましょう。
健康不安、介護、看護、子育てを抱えている人
健康不安がある人は確かに向いてなさそうです。フリーランスは健康であることはすごく重要です。
ただ、介護、看護、子育てに関しては、稼げているフリーランスであれば、人にやらせれば良いので、全然問題ないです。
稼げてないなら、正社員が安心です。
FIREがしたい人
全然フリーランスでも問題ないと思ってます。むしろ、複数案件抱えてるフリーランスなら、20,30代でガッツリ稼げるので、一発あてなくてもFIRE狙えると思ってます。
また、フリーランスは稼働時間のコントロールが行いやすいので、一発当てるための準備時間を捻出することも可能です。例えば、週2稼働のフリーランスであれば、週3は自由に時間が使えるわけです。その時間でビジネスアイディアを考えたり、プレゼンやクラファンの準備をしたりできます。
私はFIREに全く興味はありませんが。笑笑
まとめ
能力に自信がない人は正社員で、優秀な人はどっちでもいいかな、というのが私の意見です。どの職種でも共通して言えることかもしれません。
とはいえ、GPTをはじめとする大言語モデルの登場により、世の中が大きく変わろうとしています。仕事を奪われたくなければ、AIを使いこなし、次の時代に適用できる人材を目指すべきかなと思います。
まあ、仕事はAIにやらせて、生活保護でだらだら暮らすのもよさそうw
ベーシックインカムが実現されないなら、生活保護をもらえばいい!!
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