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2021.7.26.mon. 台風が来る前に。
今朝は4時前にくるみ君に起こされた。寝ぼけたままエサをやり、また寝たものの、まだニャオニャオうるさい。いったいなんだろうと声をかけていると、そのうちそばに来て大人しくなった。暑いよ。
こっちはすっかり目が覚めてしまい、ベッドの上であれやこれや考えているうちに眠りに落ちていった……。
10年もくるみと一緒にいるのに、理解できることはほんのわずかだなあ。ああそうかわかった。台風が来るから不安で騒いでいたんだ。それで暑いのに寄ってきて撫でているうちに落ち着いたんだね。そういえば、前にもそんなことあったな。あんたは気圧に反応する猫だったのか。そうだ、台風が来る前に、伸び放題のしおれたゴーヤを片づけてしまおう……。
目が覚めたら6時半だ。なんだかちっとも寝た気がしない。それでも遅れを取り戻すべく、掃除洗濯植物の水やりまでをぴゅいっと高速で済ませると、いつものようにコーヒーを淹れて、朝食をとり、さて、今日の予定はなんだっけ。とりあえず、ゴーヤを始末しなければ。風にあおられて大変な事になりそうだ。
12時をまわったところで、ゴーヤの始末も、ランチも済んでしまった。午後は余裕で過ごせそうだ。それにしても、今回の台風は風が強いとラジオで言っていた。
以前にも書いたと思うが、私は風が苦手だ。そよ風はいいけれど、ビル風や強い風に吹かれると神経を逆なでされるような気分になる。映画や小説や漫画やダンスやお芝居なんかにも風は登場するが見えないのに絵になる。見ている分にはいいんだよなあ。この季節、海は気持ちよさそうだなとは思うのだが、実際に行って耳元でぼーぼー風に吹かれでもしたらもう景色を楽しむどころではなく疲れてしまう。
しかし、じぶんが疲れるくらいならいい。台風に至っては我が家の危機である。雨は耐えられても、『ブーフーウー』の藁の家みたいなものなのだ。だから、台風が発生したときくと、いつもどうぞこっちに来ないで、どっか行っちゃってくれ~。と祈らずにはいられないのである。