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2021.6.26.sat. 大人になったいまなら、毎食お菓子にしたって誰からも叱られたりしないんだも~ん。

って、大人になってからどんだけ経つんだよという話だけど。大人になる喜びって、自分の裁量で、自由に、誰からも文句が出ることもなく、好きに何かを決めることができるってことだ。

スーパーで買い物をしているときも、ふと考えてしまう。ひとりで暮らしていると食事もまったくじぶんの好きなものを食べればいいわけで、するってえと、三食お菓子だっていいんだよな、とか。そんな馬鹿なことを考えていると楽しくなってしまうのだが、さすがにそれを実行に移すことはない。

そして惚れ惚れと我が身を思うのだ。大人になったなーと。たとえば、エレベーターに乗って、だれか一人女性が乗っていたりすると、そつなく挨拶なんかしちゃうし(男の人だとちょっとそれはやめとくけど)、それは銭湯なんかでもそうで(こっちは女性ばかりだし)、いつの間にそんなことができるようになったのだろうと、ほんと不思議に思う。

世の中の人はそういうことは考えないのだろうか。そんなのあたりまえでしょ、って思うのだろうか。そういう人は子どもの頃からちゃんと挨拶とかぴきっとできていたのかな。それならそれでいいけど。

いまではほんとぉおおおおおに信じられないことだが、私は子どもの頃は何しろ内弁慶だったので、よその大人なんて恐ろしいだけで別の次元の生き物だと思っていた節がある。ちっこくて痩せっぽちで未熟だったから、じぶんを守ろうという動物的本能が働いていたのかもしれない。生き抜くための本能だからね。大事にしないといけない。





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