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2021.6.27.sun. 名前を考えるのは楽しいけれど、これがなかなか決まらない。

以前にも書いたが、父方の祖父は、ひとから頼まれてよく名前をつけていたようだ。その血を受け継いでいるのかどうかはわからないが、私もいろんなものに名前をつけてきた。機械系はだいたい「ゴンタ」だけど。

最近は手紙も秘かなブームとか。とはいえ、私的なはがきでも、宛名まで印刷だったりラベルが貼ってあるのはいまやあたりまえだ。DMは要件があるから事務的にということでわかるが、年賀状の宛名までラベルだったりする。ひどいときは同じ人から2枚、3枚送られてくることもあって、この人はいったいなんのために出しているのだろうなと正月早々考え込んでしまう。

未だに手書きで出している私は、空しい抵抗をつづけているわけだが、手書きだとその人の住所や名前を書いているときに、少なくともそのあいだはその人を思うことができる。念を送るというか、なんかそういうことって大事なんじゃないかなと思うのだ。

で、名前というのも大事で、名は体を表すというけれど、物語に登場する人たちの名前が決まるとそのキャラクターが見えてくる。そこから物語がしぜんと展開したりするから、ほんとに不思議だ。そして、できれば無国籍、男性でも女性でもどちらでも使える名前がいいなと思う。そういえば、私の名前も男女共通だ。ただし、そこまで考えてつけられたわけではぜんぜんない(詳しくは 2021.5.9.sun.『母の日にふと思い出した名前の話。』)。

そういうわけで、私はふだんから、気になる名前や面白い響きの名前はメモしている(すぐ忘れるし)。そしてそこから一部を変えたり短くしたりして、新たな名前をつくる。いまは小さな姉妹の名前を考えている。

それにしても、毎回この『ネコノス手帳』のタイトルに悩む。



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