2021.11.29.mon. 東京の小屋便り。

今朝は、この冬一番の冷え込みを記録したとかしないとか。12月下旬の寒さだとラジオでお天気お姉さんが話していた。災難というのはそういうタイミングを狙って起こるらしい。

たとえば朝、冷えてるから電気ストーブをつけようとしたのにつかない。とか。昨日まで何の問題もなく使っていたのに、よりによって、この寒い朝につかなくなった。よく見れば、コードの元が擦り切れている。このまま使っていたら危なかったかもしれない。と思い、あっさり諦めた。

考えてみればこのストーブ、20年以上使ってきたのだ。その昔、阿佐ヶ谷の金物屋の店先にあったのをたまたま買ったのだが、色も気に入らないし、電源を入れると火事のように明るくなるのも嫌だった。そのうち移動するときに、中でネジが外れたらしく、カラカラいうのも気になって一度は直してもみたのだが、最近またカラカラするようになっていた。いい加減、過去は捨て去れっていうことかなー。

今朝の冷え込みで、気分的には写真のような雪に覆われた山小屋にいる感じ。と言っても、ポンコツ電気ストーブが一つしかないわけではないので、小型のセラミックファンヒーターを二階から持ってきて使うことにした。それに、くるみ君用に買った足もとぽかぽかの折りたためるボックス型のパネルヒーターもある。山小屋でも多少は凌げる。

が、しかし、今年はラニーニャ現象でいつもより寒くなるらしい。そういうことならやっぱりもう一つか二つ必要かなと思い、ネットで探してみたのだが、一番の問題はデザイン。最近の乗用車と同じく、どうも気に入らない。結局、性能云々というよりも、選んだのはレトロな電気ストーブ。まあ、とりあえず間に合えばいいので。とか言いながら、また20年もたせるのかな。